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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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近世水滸伝
四代目中村芝翫の競力富五郎
きんせいすいこでん よだいめなかむらしかんのけいりきとみごろう
三代歌川豊国
さんだいうたがわとよくに
文久元年(1861)、大判錦絵、37.0×25.6㎝、版元=伊勢屋兼吉
実際の闘争に取材した『天保水滸伝』の登場人物を中心に、アウトローを描く揃物の1図。『天保水滸伝』の舞台は博徒・侠客の温床であった利根川下流域、飯岡助五郎と笹川繁蔵の対立を発端として、繁蔵の子分の勢力富五郎が武装集団を組織し地域の掌握をはかり、数百人もの役人を相手に壮絶な戦いを展開した。籠城の末自決したその戦いぶりが、中国の小説『水滸伝』の英傑に擬えられ、お上に盾つくヒーローとして人気を博し、講釈や歌舞伎、映画になった。本作品の競力富五郎は勢力富五郎(佐助)のこと。万歳村(現旭市)出身の相撲取りくずれで、笹川で繁蔵の第一の子分となる。弱きを助け、強きをくじき、貧しい者へ恵んだと美化され、講釈や歌舞伎で主役となった。なお、本図の刺青(いれずみ)は竜だが、唐獅子牡丹の異版もある。
三代歌川豊国(1786~1864)は、初め国貞と号し美人画、役者絵で人気を得、のちに豊国を襲名。幕末の浮世絵界をリードし、浮世絵師のなかで作品数が最も多い。
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