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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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東都冨士三十六景 柳橋
とうとふじさんじゅうろっけい やなぎばし
三代歌川豊国・歌川広景
さんだいうたがわとよくに・うたがわひろかげ
万延元年(1860)、大判錦絵、36.2×23.8㎝、版元=辻岡屋文助
人気狂言のペアとなる登場人物を三代豊国が描き、富士が見える江戸の名所を広景もしくは貞秀が描く合作の揃物の1図。本作品では柳橋と料亭の賑わいを背景に、歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛(よはなさけうきなのよこぐし)」に登場するお富と与三郎が描かれる。商家の若旦那・与三郎は、木更津で地元の親分の妾お富と恋に落ち、逢引が見つかって三十余カ所の刀傷を負い海に捨てられる。その3年後、無頼漢となった与三郎がお富に再会することとなるが、それに続く場面。与三郎は無頼漢らしく、弁慶縞の内着と微塵格子の小袖の前をはだき、手拭いを肩にのせ、お富は麻の葉模様の浴衣姿で、髪を下層階級や労働者が結うじれった結びにしている。万延元年上演のないまぜ狂言「八幡祭小望月賑(よみやのにぎわい)」の配役、河原崎権十郎の与三郎と三代目岩井粂三郎のお富である。
三代歌川豊国(1786~1864)は、初め国貞と号し美人画、役者絵で人気を得、のちに豊国を襲名。幕末の浮世絵界をリードし、浮世絵師のなかで作品数が最も多い。
歌川広景は広重の門人で、名所絵に戯画を取り入れた揃物を残している。
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