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城西国際大学水田美術館は千葉県東金市にある大学付属の美術館です。
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創作版画春仙似顔集
五代目市川鬼丸の源氏店のお富
そうさくはんがしゅんせんにがおがしゅう ごだいめいちかわきがんのげんじだなのおとみ
名取春仙
なとりしゅんせん
昭和2年(1927)、木版多色、40.0×27.2㎝、版元=渡辺庄三郎
歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛(よはなさけうきなのよこぐし)」の源氏店の場面で、紅色のぬか袋を口にくわえ手ぬぐいで髪をぬぐう、湯屋帰り姿のお富が描かれる。かつて木更津で地元の親分の妾だったお富は、商家の若旦那・与三郎と恋に落ちるが、逢引しているところが見つかり、与三郎は三十余カ所の刀傷を負い海に捨てられ、お富は身を投げる。命をとりとめ江戸で囲いものとなったお富は、このあと無頼漢に身を落とした与三郎と3年ぶりに再会することになる。五代目市川鬼丸(のちに三代目尾上多賀之丞)は大正5年と10年、昭和2年にお富を演じている。「創作版画春仙似顔集」は、新版画において風景画や美人画に比べそれほど多くない役者絵にあって、大正14年から昭和4年にかけて36点、追加で7点刊行された一大シリーズ。写真を参考に制作された春仙の役者絵は、写実性の高い近代的表現が特徴である。
名取春仙(1886~1960)は、久保田米僊、平福百穂に日本画、福井江亭に洋画を学び、院展、帝展などで活躍。また新聞、小説挿画を手がけたほか、新版画では役者の姿を写し、役者絵に新風を与えた。
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