地域活動実践
2023.05.13
城西国際大学 理学療法学科では、地域住民と直接関わりながら、身体機能測定やコミュニケーションについて学ぶ地域活動を継続しています。
昨年度に引き続き、山武市美杉野4丁目地区の「あららぎ館」で開催された体力測定会に、正課科目「域学共創プロジェクト」の受講学生と、理学療法学科1~3年生の学生ボランティアが参加しました。
今回の体力測定会は、1年生にとって大学入学後初めて地域住民を対象に行う活動となりました。
学生は、事前に測定方法を練習したうえで、地域住民を対象とした身体機能測定を担当しました。
大学内で学生同士を対象に練習する場合とは異なり、実際の地域住民と関わる場では、
測定方法を正確に実施すること
相手に分かりやすく説明すること
安全に配慮すること
会話を通して相手の様子を確認すること
が求められます。
1年生は緊張しながらも、これまで練習してきた内容を確認しながら測定に取り組みました。
2・3年生は、これまで地域活動に参加してきた経験を生かし、測定や参加者への対応を行いました。
複数学年の学生が一緒に活動することで、1年生は上級生の測定方法や地域住民への対応を身近で見ることができます。
また、上級生にとっても、これまで学んできた内容を実際の活動の中で確認し、後輩へ伝える機会となります。
体力測定会では、学生が測定するだけでなく、参加した地域住民の皆さまと直接会話を交わしました。
理学療法士は、身体機能を評価する技術だけでなく、対象者から話を聞き、状態を確認し、分かりやすく説明する力も必要です。
学生にとって、地域で生活する高齢者と直接関わりながら、測定とコミュニケーションを同時に経験できる機会となりました。
今回の活動は、山武市美杉野4丁目地区の皆さまと山武市高齢福祉課の協力のもとで実施しました。
本学科では、同じ地域で継続的に体力測定や健康に関する活動を行い、学生が地域住民と繰り返し関わる機会を設けています。
一度だけ地域へ出向くのではなく、継続した活動を通して、学生が経験を積み重ねていくことを重視しています。
城西国際大学理学療法学科では、1年次から正課科目「域学共創プロジェクト」などを通して地域住民と関わり、身体機能測定やコミュニケーションを経験する機会を設けています。
さらに、2・3年生が学生ボランティアとして参加することで、学年を越えて地域活動の経験を共有しています。
大学内で学んだ知識や測定技術を、実際の地域住民との関わりへつなげることが、本学科の地域理学療法教育の特徴の一つです。

