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2022年度秋季学位記授与式を千葉東金キャンパスで挙行

大学行事

2022.09.07

告辞で学生を激励する杉林堅次学長

継続することの大切さを祝辞で説く上原明理事長

答辞を述べる李潤淇さん

恩師(左)と記念撮影する卒業生

2022年度秋季学位記授与式・卒業証書授与式を8月31日に千葉東金キャンパスで挙行し、116名の学生が学び舎を巣立ちました。

晴れの日を迎えたのは、大学院修了生40名(うち、博士課程2名)、学部卒業生101名、留学生別科修了生5名、交換留学生20名、論文博士号取得者1名の合計166名です。このうち144名が中国、韓国、台湾、ベトナム、フランス、スペイン、リトアニアの7か国・地域からの留学生で、コロナ禍の厳しい状況の中、努力を重ね初志を貫徹させました。

杉林堅次学長は告辞で、コロナ禍に見舞われた2年半を振り返り、「母国や実家に帰れず、アルバイトも自由にできないなど、辛く厳しい毎日だったことでしょう」と学生を労いました。さらに「時代が変化するスピードはこの先ますます加速していきます。社会でいま何が起きているかを常に把握し、変化を恐れず、新しいことを学習し続けることが求められます。この困難な状況をチャンスに変えて、成長することを期待しています」と激励しました。

また上原明・学校法人城西大学理事長は、グローバリゼーションや情報化社会の発展の陰で富・教育・地域の格差が広がり、まとまりに欠く状況が生まれていることを指摘し、「学び続けること、考え続けること、相互理解できることがこれから社会に出る世代に求められている」と強調しました。「明日の自分とは、今日の自分が何を考え、どう行動したかの結果だということを人生の先輩として、卒業する皆さんに伝えたい」と、熱くメッセージを送りました。

卒業生を代表し、李潤淇さん(メディア学部)が「入国が何度も延期になったり、資格試験が中止になったりするなど、いくつもの困難がありました。多くの先生方に支えていただいたお陰で、今の時代において変化に対応する鍵となるのは、困難に立ち向かう『勇気』なのだと気づくことができました」と感謝を述べました。

式の司会は、メディア学部映像芸術コースを2018年に卒業し、現在は声優やナレーターとして活躍する水野清人さんが務めました。卒業生による司会は初の試みで、プロならではの滑らかな進行で後輩たちを送り出してくださいました。

司会を務めた本学卒業生の水野清人さん(右)

職員手作りのお祝いボード(左)の脇で記念撮影する卒業生