専門職連携教育ライフステージIPE Concept
ライフステージ健康学（人生100年時代に即した学び）を学ぶことで地域住民のケアを手厚く行い、地域に貢献します
子どもから高齢者に至るまで、人生にはさまざまな段階（ライフステージ）があります。健康に人生を過ごせるように、人々の生活を支えるのが、医療福祉従事者です。城西国際大学は、医療福祉に関する3学部4学科を設置し、幅広い視野を持って、人々のライフステージを支える人材を育成します。
本学では、それらの学科の学生が一緒に学び合うことで医療福祉職間の理解を深める専門職連携教育「ライフステージIPE （Interprofessional education）を実施しています。
看護×理学×薬学×福祉が連携し、学びの視野を広げる
IPE（Interprofessional education）は、メインキャンパスがある千葉県東金市と隣接する山武市、大網白里市で実施する専門職連携教育プログラムです。医療薬学科、福祉総合学科、の４学科で高齢化が進む医療過疎地域の住民を支える地域の医療・福祉人材を育成する知恵と工夫を身につけます。
人間のライフステージ
成長するための３つのステップ
STEP１
共有と尊重
対象を理解する
- 患者講演会
- 高齢者疑似体験
- ケアプログラム創作WS
STEP2
主張と調和
専門職を理解する
- チームケア論
- 疑似事例検討WS
STEP3
専門職連携を意識した実践
チームアプローチを実践する
- 実践IPE
教育プログラム
患者講演会
患者様の実体験を拝聴し、グループで共有します。
本人や家族の想い、つらい気持ちに寄り添える想像力を身につけます。
模擬事例検討WS
チームアプローチの実践に必要な事例を検討します。
患者自身の想い、病気・薬のこと。最良のケアを実践するための準備を学びます。
チームケア論
お互いの理解、主張、そして調和。
対象者のより良い支援のために、チームケアに関わる関連職種の専門性を理解します。
高齢者疑似体験
高齢者の動き・見え方・聞こえ方などを体験します。
いつも通りにいかない、苛立ちと不安…高齢者の「気持ち」に近づきます。
ケアプログラム創作WS
症例に基づき、患者ケアプログラムを創作します。
それぞれの個性・背景・家庭環境を想定した生活支援のあり方を提案します。
実践IPE
地域の医療機関・施設にてチームケアを実践します。
チームで症例検討し、実際の現場でチームケアの実践を学びます。