学生活動
2026.07.21
国際交流学科4年の由井花穏さんから教育実習の報告が届きました!

私は5月25日から6月12日の3週間、千葉県内にある母校の高校で教育実習を行いました。1学年で実習を行い、英語コミュニケーションⅠの授業を4クラス担当しました。教材研究を通して本文にはどのようなことが書いてあるのか、どのような単語・文法・表現が使われているのかだけではなく、予備知識や歴史的背景などもしっかり確認し効果的な余談を含めながら指導することが重要でした。また、生徒の発言をどう広げていくのか、どのように流れを作っていくのかも学ぶことができました。ICTが普及し、オンライン上で様々なことを確認することができる今、SHRであってもただ連絡事項を伝えるのではなく、それをどう伝えるかということが重要でした。AIや機械では伝えられないことを教師が伝えていくことの必要性を感じました。
実習では先生方の授業も見学させていただきどのように授業を展開しているのかを学ぶこともできました。先生方はその単元でどのようなことを生徒に理解させたいか、ということを決め重要となる点を中心に指導を行っていました。そうすることで、50分という限られた時間の中で要点をしっかり押さえながら指導を行うことができ、生徒も本文の内容を理解しやすいということが分かりました。実習に行く前や授業実習を行う前などは、どう授業を構成すべきかが分からず苦悩していましたが、このことを学んだことによってその後はよく授業の流れをイメージすることができました。そして、授業は必ずしも作成した指導案通りに進むとは言えません。生徒にとってはたった1回の貴重な授業であるため、授業を行う際にはただ用意しているものを行うのではなく、臨機応変に指導の仕方や時間の使い方、終わらせ方を考えて行う必要があります。その日の授業の準備だけではなくその先で行う予定のものまでしっかり準備をしておくことで、授業時間を有効に使うことができました。教師は常に準備と生徒の反応などを予測することが求められるとこの実習を通して学びました。また、学級経営や授業を通して普段先生方が築いている生徒との信頼関係も感じました。
今までの高校生活や国際交流学科で経験したことや学んだことを活かせた教育実習になりました。料理の歴史に関する発問をした際に生徒からの意見を聞いた時には、カナダ研修に参加し経験したことを基にコメントを加えることができました。生徒たちも海外に対する興味を示してくれたため、生徒に異文化や海外に興味を持って欲しいと感じているのであれば、まずは教師がそれを十分体験し経験を積むことが必要です。また、生徒たちに今までの私の文化祭での思い出や高校生活、大学生活について聞かれることが多くありました。私はこれまで行事やイベント等に参加した経験が多かったため、生徒にアドバイスやその話をすることができました。積極的に学校で開催される行事やイベントに参加して損はありません。ぜひ様々な事に挑戦してみてください。さらに、オープンキャンパスに参加したり、メンタープログラムや小学校でのEnglish classを行ったりしていたため、生徒の進路に対する不安や英語のどんな事が難しいと感じるのかを考えることができるようになり、生徒理解を図ることに繋げることもできました。在学中に学生と関わること、英語を指導することに触れてみてください。失敗は必ず糧になります。恐れず様々な事に挑戦してください。
残りの大学生活では、自分の経験や学びをさらに磨き続けていきたいです。留学生との交流を通して異文化について学んだり、ゼミ研究を通して知見を広げていったり、大学生活でしか体験できない学びを続けていき、多くの経験を積んでいきたいと思います。教員採用試験合格に向けて語学力も磨き続けていきます。
教師として沢山の事を教えることができるように自分を高め続けていきたいです。指導法や英語運用能力は教師の一生の課題であるということをこの実習を通して学ぶことができたため、現状に満足せず直向きに学び続け、経験を積み重ねることができる教師になりたいと思います。また、生徒の立場に立って考えることができる教師にもなりたいです。ただ自分の理想や型を貫いていくのではなく、柔軟な考えを持って生徒と共に成長していきたいと思います。