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ケルン大学(ドイツ)留学報告

留学

2025.12.01

ケルン大学(ドイツ)留学報告

ドイツのケルン大学に留学している小野さんから現地リポートが届きました!
 

「ケルンといえば」な画角の写真。映っている橋は “Hohenzollernbrücke”

 

 

【留学先からの現地レポート】

私は現在、ドイツのケルン大学へ留学中です。本記事では、現在留学しているケルンから、普段の様子をご紹介させていただきます。

住んでいるケルンは比較的治安も良く、寮生活においても毎日快適に生活を送っております。有名な世界遺産であるケルン大聖堂は私の住む場所からバスや地下鉄でわずか20分ほどの位置にあり、長年の歴史をまとったその厳かな雰囲気を肌で感じることができます。また、ケルンはカーニバルで非常に有名な都市です。数日前の11月11日には、ケルンでそのカーニバルが盛大にスタートしました。長い歴史と深い文化を持った大きな都市での生活に馴染んでいくことは、新鮮でとても貴重な人生経験であると日々感じています。

大学では、9つの科目を履修しており、中でも認識論(哲学分野)と、先住民学の授業が興味深いです。私は哲学の考え方が昔から好きで、この授業で「”知っている”状態とは何か。」のような事を深く考えることは非常に夢中になれるものです。また、私はこの留学の半年後ほど前、カナダのカモーソン・カレッジへ短期研修に行っていたことがあり、そこでは少しですが先住民文化にも触れていました。そのため、今ケルン大学で履修している先住民学の授業の中には、カナダで学んだ言葉などが授業に現れ、これまでの経験が留学でもしっかり活きているなと実感でき、さらにしっかりと学ぶことが楽しくなっています。

もちろん、楽しいことだけではなく、苦戦している部分も少なくありません。特に授業は当然全て英語で受講します。これまで、私はJIUで英語はしっかりと鍛えてきており、英語の授業を受講することも多くありました。英語はしっかり鍛え、準備をしてきているのですが、いざ、留学に来て英語で授業を受けることは、世界が全く違います。授業中の理解度は3割ほどで、予習復習を毎日念入りにしても半分理解できているかどうか、くらいに感じています。当然、留学とはそういうものです。それは知っていましたし、覚悟の上で出発しました。ただそれを実際に感じてショックを受けることは人間である限り避けられないでしょう。私は勉強が苦手だと感じていますが、英語には比較的自信がありました。その唯一の長所だと思っていたものが、これほどまでに実際の教育に通用しないのかと痛感することは苦しみ以外の何でもありません。

私の留学目標は語学ではありません。留学での困難を乗り越えることや、慣れない異国の地での生活を経て、社会人として、人として、そして卒業後に航空業界に勤めたいという想いからその勤務に重要である「人間力」を極限まで鍛えること、これが最も大きなものです。

今私が感じているプレッシャーや辛さをどう乗り越えるのか、それで私の留学の意味が1つ出来上がります。

私の留学はたった半年しかなく、すでに3分の1が過ぎようとしています。帰国までにどれだけ人として成長できるか、それが私の今の大きな課題になっています。

ドイツに到着した時と比べ、最近は少し慣れてきて日々のスケジュールにも余裕が出始めて来ましたが、隣国に旅行へ行くなどのことはまだ出来ておりません。日本は島国ですので、陸上の国境を超えるということがありません。ヨーロッパという、国同士の繋がりがとても深い場所にいるのですから、それを体感しに旅行へ行くことは、留学中にやりたいことの1つです。しかし、なぜかビザのシステムが複雑で、私が国外へ旅行に行くことができる残された期間は実質的に12月までです。それを過ぎると、申請してもいつ下りるのかわからない滞在許可を取得するまでは国外へ行くことができません。やりたいことに使える時間がどんどん減ってくるというプレッシャーも抱えながら、いかにこの留学を充実させるか、試行錯誤しています。

まだまだ私は留学に適応出来ていない方だと思っております。ここから残された期間で留学生活をしっかり充実させ、帰国後に素晴らしいご報告ができるよう、全力を尽くしてまいります。

ここまでお読み下さりありがとうございました。Auf Wiedersehen.