ゼミ活動
2026.11.03
「エアラインによる地域事業」をテーマに研究している長谷川ゼミでは、10月24日、成田国際空港に隣接した「成田市場」を見学しました。
成田市場は、農水産物の加工や海外への輸出に必要な手続きを市場内で完結できる「ワンストップ輸出機能」を備えた日本で唯一の卸売市場です。ここでは、空港に近い立地を活かし、迅速かつ簡便に、航空貨物による新鮮な農水産物の輸出入が行われています。また、成田市場を運営する成田市は、敷地内に新たに「集客施設棟」を建設し、新たな観光スポットにする計画をしています。
当日は、場内に輸出入の拠点を展開している株式会社JALカーゴサービスの土屋様にご説明いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
観光学部3年 楊 欢
今回、長谷川ゼミでは、成田国際空港の近くにある成田市場を見学しました。JALの輸出入に関わる施設や、水産物・青果物を扱うエリアを見学しました。
JALの輸出入に関わる施設では、航空貨物の取り扱いについて学びました。荷物を安全に運ぶためには、重さや向き、梱包方法、ラベルなど、いろいろなことに注意する必要があります。今回の見学で、貨物を安全に届けるためには、一つ一つ確認することが大切だと分かりました。
また、水産物や青果物のエリアでは、買い物も楽しみました。当日はちょうどイベントが開催されていて、朝から車で来る人が多く、市場はとてもにぎわっていました。特に、青果物のエリアでは、会計を待つ人の長い列ができていたことが印象に残っています。
市場では、野菜や果物などが外のお店よりもずっと安く売られていました。私も巨峰を買いました。値段が安いだけでなく、食べ物もとてもおいしかったです。普段はあまり人が多くないと聞いていたので、当日のにぎわいに驚きました。また、地域の人々にとって、安く買い物ができる便利な場所だと感じました。
今回の見学を通して、航空業は人を運ぶだけでなく、貨物輸送によって私たちの生活も支えていることを学びました。また、普段は見ることのできない現場を実際に見学して、商品が国内外に運ばれるまでの流れについて理解を深めることができました。今回学んだことを、これからのゼミでの学習にも生かしていきたいと思います。
最後に、今回の見学にご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
新鮮で美味しい果物や野菜を手頃な値段で買えました
土屋様から成田市場活性化のヒント満載のお話を伺いました
観光学部3年 若月 王介
10月24日(土)、私たち長谷川ゼミでは成田国際空港の近くに所在する「成田市場」を訪れました。空港からも直行バスが出ており、飛行機の乗り継ぎの合間等に訪れるのも便利なのではと感じました。
最初に敷地に踏み入れた際、高速道路のSAのような、気軽に訪れやすい雰囲気が感じられました。見学当日は「成田楽市」というイベントが開催されており、朝の9時過ぎにも関わらず地元の方々や旅行客らしき方々でごった返していました。
見学した成田市場の概要です。
2022年1月20日 、成田国際空港の隣接地にオープンしました。敷地面積は約9.3ha(東京ドーム2個分)ととても広大です。
農水産物の加工や輸出に必要な手続きを、市場内で完結させることのできる「ワンストップ輸出機能」を備えた日本初の物流拠点であり、より簡単に、より新鮮な農水産物を輸出することのできる施設となっています。
北から順番に、「青果棟」「高機能物流棟」「水産棟」「関連食品棟」「集客施設棟(建設予定だった)」の構成となっています。私たちは水産棟、青果棟、高機能物流棟、集客施設棟を見学しました。
最初に水産棟と高機能物流棟で、この施設の密閉度と衛生に関する説明を受けました。食品の鮮度をより維持するという観点から見ると、施設の密閉度はとても重要です。なぜなら、扱う食品は鮮度が命のお肉や魚が多く、これらは温度変化に敏感です。
部門は違いますが私もスーパーマーケットで品出しのバイトをしており、温度をはじめとして鮮度管理にはとても気を遣います。気温や湿度が高い夏は特にその傾向があります。また、品物を水平に保つように工夫しているようです。食品以外にもカーネーション等お花がありましたが、絶対に水平を保つように徹底しているようです。
運ばれてくる際に水の入ったバケツも入っているようで、当然ですがひっくり返してしまうと悲惨なことになってしまいますし、商品としても売れなくなってしまいます。食品でも同様にホタテなどを運ぶ際、密閉した発泡スチロールの箱に氷や水があり、こちらも絶対に水平を保つようにしているとのことでした。
鮮度管理に関連してもう1点、商品に触れる回数を出来る限り減らすようにしているようです。鮮度が命である生物は、触れば触るほど痛みの進行が早いからこそです。
次に青果棟を見学しました。
見学している最中に長蛇の列ができていました。理由として支払い手段が現金だけだからだそうです。私も何か買い物しようと思いましたが、会計に30~40分を要しそうなほどの長蛇の列だったため、今回は諦めました。
お客様との直接的な金銭のやり取りを減らすだけでも、釣り銭のミスを減らすこともでき、またQRコードやタッチ決済をはじめとした、キャッシュレスの効率の良さを実感しました。国際空港近くにある施設で集客もしやすい場所なので、出来る限り早急に改善すべきことだと感じました。
最後に建設予定だった集客施設棟周辺を見学しました。
建設予定だったという言葉通り、事業遂行に必要な資金確保が困難という理由で、建設計画が白紙になってしまいました。実際に見てみて、市場の隣にかなり広大な土地が手付かずのまま残っていたのが印象的でした。
これから長谷川ゼミで、この土地の活用方法を考え、提言書を作り上げていくのですが、たくさんの制約がある中で、可能な限りの素晴らしいアイデアを形に出来るように一生懸命取り組んでいきたいです。
最後になりますが、お忙しい中私たち長谷川ゼミの見学の機会を快く設けていただいた成田市場の方々に感謝申し上げます。
コロンビアから輸入されたばかりの生花を日本全国へ!
背後の土地には集客施設棟が建設されているはずが・・・