留学
2026.06.01
フランスのリール・カトリック大学に留学していた出村さんから留学報告が届きました!


1年生の時から留学をし、今まで見たことのない景色を見て、新たな視点を持ちたいという思いがありました。そして2年生になった時にTOEICの点数が留学基準の点数を超えることができたので留学を決意しました。フランスを選んだ理由としては、フランスの芸術や食の文化にとても興味があり、華やかで美しいイメージがあり、一度訪れてみたいという思いがありました。また、大学で第二言語としてフランス語の授業を履修していたので、英語だけでなく、フランス語を学ぶいい機会になると思い、フランスを選びました。
留学前に語学力向上のためにリスニングを中心に学習しました。円滑なコミュニケーションを取るためには、まず相手の話を理解することが重用であると考えたため、リスニング力の向上を中心に学習をしました。留学に行くと、日本とのカルチャーショックでホームシックになることがあると聞いていたので、できるだけ自分のフランスへのイメージと現実とのギャップを埋めるためにインターネットを主に活用してフランスの文化や環境、日本との違いを調べました。
授業内容は言語学、アカデミックライティング、異文化コミュニケーション、英文法、フランス語など幅広く、英語を使いながら専門的な内容を学ぶ機会が多くありました。日本の大学の授業と比較すると、学生同士の意見交換を行う機会やグループワークが多く、授業への積極的な参加が求められる場面が多かったことが印象に残っています。印象に残っている授業としては「Intercultural Communication」です。この授業では、さまざまな国から集まった学生とグループを作り、それぞれの国の文化やコミュニケーションの特徴について話し合いました。挨拶の仕方や相手との距離感、意見の伝え方などについて意見交換を行いました。同じ内容であっても国によって考え方や表現方法が異なることを知り、自分にとって当たり前だと思っていたことが必ずしも世界共通ではないことを実感しました。また、他国の学生から日本に対する質問を受ける機会も多く、自国の文化について改めて考えるきっかけにもなりました。
フランスでは寮で生活していました。1人部屋だったため、部屋にいる時はしっかりとプライベートな時間を確保することが出来ました。トイレ、シャワー、キッチン、洗濯機などは共有でした。留学中に洗濯機が故障するというトラブルがあり、その間はコインランドリーに行かなければならないなどといくつかトラブルがありました。学期の初めと終わりに学校主催で寮の人たちとレストランで食事をする機会がありました。そこでは寮の人や企画してくれた学校の先生と会話を楽しみながら、食事を楽しみました。また、週末や学校終わりなどに、シェアハウスで暮らしているフランス人の友人の家へ行き、そこでみんなでピザを食べたりして楽しむ機会がありました。クリスマスの時期にはヨーロッパならではのクリスマスを楽しみました。街がクリスマス一色に染まってクリスマスマーケットなど日本とは一味違う雰囲気を楽しむことができ、日本ではなかなか味わうことのできない貴重な経験だと思うのでとてもよかったです。
学校ではほとんどが英語で会話することができましたが、買い物など街中ではフランス語を話すことがほとんどだったため、フランス語でのコミュニケーションに苦戦しました。そのため、最低限のフランス語のフレーズを覚えたり、チューターの授業があり、フランス人の学生が個別でフランス語を教えてくれる授業を取っていたのでその時にわからないことを聞いたり、ロールプレイ形式で練習させてくれたりしてくれたので、少しずつフランス語でのコミュニケーションにも慣れていきました。また、フランス語の授業では秋学期はフランス語を英語で学んでいたのですが、春学期になるとクラスのレベルが上がり、フランス語をフランス語で学ぶようになりました。そのため先生が言っていることが理解できないことが多々ありました。そこでは、同じ留学生のクラスメイトにわからなかった部分を聞いたりして英語で質問しながら理解できるように努めました。
コミュニケーション能力が成長したと思います。言語が完璧じゃなくても、ジェスチャーや知っている単語を使って伝えようとすれば十分に伝えることができることに気付きました。そのため、コミュニケーションをするにおいて完璧を求めるのではなく、伝えようとする姿勢が一番大事だと実感しました。また、異なる文化を持つ人々と関わる中で、相手の考え方を理解し、尊重する力も身についたと思います。
留学の経験を経て今後も英語の学習を継続しようと思いました。留学中に友達と会話している中で単語がわからなくて自分の伝えたいことが思うように伝わらないということが多々あり、悔しい思いをした場面があります。そのため今後も英語学習の継続することでどんな会話になっても自分の意見を言えるようになったり、英語でのコミュニケーションに困らないレベルの英語力を身に付けたいと思いました。異なる文化や環境の中で生活した経験から、新しい環境に対応できる適応力を身に着けました。今後どのような職場で働くことになっても、変化を前向きに受け入れ、自分から行動する姿勢を生かしていきたいと思います。
留学は、語学力を伸ばすだけでなく、自分自身を大きく成長させる貴重な経験です。異なる文化や価値観に触れることで、視野が広がり、自分の考え方や将来について深く考えるきっかけになります。留学には不安や緊張が伴うと思いますが、事前に留学先の文化や生活について十分に調べておくことで、安心して留学生活をスタートすることができます。そのため、失敗を恐れず、「挑戦してみたい」という気持ちを大切に積極的にさまざまなことに挑戦してほしいです。大学生活という貴重なチャンスを無駄にせず、留学に行くために自分には何が必要なのか明確にし、目標に向かって頑張ってほしいと思います。

