JIUフェスティバルで福祉総合学科卒業生の陳治宇さんが津軽三味線を演奏

福祉総合学科を卒業したのち、三味線の吉田兄弟に弟子入りし腕を磨いた陳 治宇さん(在学期間2015年～2017年)が、津軽三味線を母校の創立30周年記念の日に来学し、素晴らしい演奏を披露してくれました。

青森県津軽地方に伝わる日本の民謡「津軽じょんがら節」で聴衆を魅了し、迫力のある音で存分に魅せてくれました。日本の伝統楽器で熱い思いを伝え、津軽三味線の独特の魅力で皆さんと温かい時間を過ごしました。

 

 

【写真】津軽三味線を演奏する陳 治宇さん

福祉総合学科主催の「ホームカミング」にも参加し、お世話になった先生方や留学生センター職員の皆さんと懐かしい話に花を咲かせました。
また、後輩たちに激励のメッセージが贈られました。大学祭を通して、母校との絆をより一層深められた様子でした。

 

 

【写真左】「ホームカミング」に参加する陳 治宇さん
【写真】後輩にメッセージを贈る陳 治宇さん

陳さんからは、「私の将来の夢は津軽三味線奏者として、日本の伝統芸能である津軽三味線の魅力を中国で広め世界に羽ばたき、国際文化交流の架け橋として活動を続けていきたいと思います。」という言葉をいただきました。

陳 治宇 (チン チウ) さん
中国吉林省出身。7年前に海外協定校の大連外国語大学との共同教育で本学福祉総合学部福祉総合学科に留学。
本学卒業後、慶應義塾大学大学院に進学。2020年にMBA修了後、外資系企業に新卒入社。
同年、津軽三味線奏者吉田兄弟の兄の吉田良一郎師匠に弟子入り、本格的に三味線演奏を学ぶ。
2021年11月第九回津軽三味線津軽民謡全国大会初級部門入賞。
2022年3月第十九回全国津軽三味線コンクール初級部門優勝。