インターンシップ
2026.09.08
本学観光学部では、学部独自のインターンシッププログラム(有単位)を実施しています。企業や自治体などで一定期間の就業体験を行うキャリア教育およびインターンシッププログラムです。
実地での就業体験を通して、職場の雰囲気に触れ、社会の基本的なルールやマナーを学びながら自分自身の将来の職業に関する意識形成を行うことを目標に、観光の学びに見合った企業で活躍することの意義について理解を深めることを目的とします。
2026年度も、本学のサマーセッション・夏期休業期間(7月下旬~8月下旬)を利用して、短期インターンシップサマーセッションプログラム(2週間~1カ月程度の就業体験)を実施しましたので、学生の声を介して紹介します。

SNSに関わるデータ集計を行う様子
○ 観光学部3年 岡村 大輝
インターンシッププログラム/期間:短期インターンシップ / サマーセッション
インターンシップ実習先:山武市観光協会 千葉県山武市
インターンシップ内容:観光振興
私は、観光学部が授業として提供しているインターンシッププログラムの一環として、山武市観光協会でのインターンシップに参加しました。山武市観光協会では、観光に関わるさまざまな業務を体験しましたので、その様子について報告します。
このインターンシップは、夏季休業期間中に行われる授業「SS(サマーセッション)」のプログラムとして、7月28日から実施されました。ただし、山武市の夏の風物詩である「サマーカーニバル」が7月25日に開催されたため、授業期間が始まる前から打ち合わせなどに参加し、当日の運営に備えました。
準備や運営に関わる中で、普段は客として楽しんでいるイベントの裏側には、多くの人によるさまざまな仕事があることを知りました。また、サマーカーニバルの当日は、食べ物やグッズの販売を担当しました。幅広い年齢のお客様と接する中で、商品を販売するだけでなく、お客様に楽しんでもらうための接客やコミュニケーションも大切であることを実感しました。

山武市サマーカーニバルのブース運営の様子
イベント終了後は、観光協会の通常業務について学びました。観光協会の入り口にのぼり旗を出す作業や、自転車の貸し出し、SNSへの投稿、ポスター制作、動画制作など、さまざまな業務に取り組みました。SNSやポスター、動画を制作する際には、山武市の魅力を多くの人に知ってもらえるよう、写真や文章の見せ方を工夫しました。自分が制作したポスターや動画、SNSへの投稿について好評をいただき、自分のアイデアが実際の観光PRに活用されることに、楽しさとやりがいを感じました。

毎朝、観光協会の前にのぼりを立てました

観光協会で商品販売にも携わりました

観光協会で販売しているグッズのPOPを制作しました
そのほか、山武市観光協会に関わる事業者を訪問し、それぞれの活動について学ぶ機会もありました。キャンプ場を運営する有野実苑様では、宝探しゲームの案内や料理の手伝いを行いました。子どもから大人まで幅広い年代の人が訪れる施設で、相手に合わせて分かりやすく案内することを心がけながら、現場でどのような接客が行われているのかを学びました。
こうした体験を通して、観光協会に関わる事業者がどのような活動を行い、訪れる人を迎えているのかを知ることができました。また、地域の観光情報を発信する窓口として、観光協会がそれぞれの事業者の魅力をどのように紹介していくべきなのかを考える機会にもなりました。

有野実苑様のキャンプ場を視察

有野実苑様の調理補助を行いました
今回のインターンシップでとくに印象に残ったことは、観光協会事務局長の、地域の方々との関係づくりについてです。事務局長は日頃から地域の方々との会話を大切にし、自ら積極的に地域と関わっていました。その姿を見て、観光協会が地域のハブとしての役割を果たすためには、地域の方々に協力を求めるだけでなく、自分から地域に関わり、お互いに支え合う関係を築くことが重要なのだと学びました。
この経験を通して、観光の仕事や人との関わりにおいては、「気配り・目配り・思いやり」という三つの「り」が大切だと感じました。相手が何を求めているのかを考える「気配り」、周囲の状況を見ながら行動する「目配り」、相手の立場になって考える「思いやり」の三つです。実際に多くの人と関わる中で、この三つを意識することが、より良い関係づくりにつながるのだと実感しました。
今回の経験から、観光の仕事は、SNSやポスターなどを通して情報を発信するだけでなく、イベントで観光客と接し、地域の方々との関係を築きながら、地域全体を盛り上げていく仕事であることが分かりました。特に、実際に現場へ足を運び、人と関わることでしか得られない学びが数多くありました。このインターンシップをきっかけに、人と関わりながら地を盛り上げる仕事への興味が、さらに深まりました。
今回学んだ「気配り・目配り・思いやり」という三つの「り」をこれからも大切にし、今後の就職活動やさまざまな人との関わりに生かしていきたいと思います。

わからないことについてノートにメモを取る習慣が身につきました