メディア学部は、メディア学に関連する学識を深め、クリエイティブ系実践教育とエンタテインメント・ビジネス研究により、メディア産業が必要とする創造的な人材を養成する。
メディア学部メディア情報学科は、所定の単位を取得し、かつ以下に該当すると判断した場合に、学士(メディア情報)の学位を授与します。
メディア学部メディア情報学科では、教育研究上の目的及び学位授与方針に基づき、メディアとテクノロジーが共進化し、グローバリゼーションと多様性が急速に進展する時代において、クリエイティビティを持って活躍できる人材を育成するため、以下に掲げる方針によりカリキュラム(教育課程)を編成します。
・メディアアーツ、メディアテクノロジー、メディアデザインの3分野に関する知識・技能を学び、作品作りを通して各々の専門性を身に付けるため、映像、サウンド、メディアサイエンス、プログラミング、アート、デザインなどについて学ぶ科目を設置する。
・メディアアーツ、メディアテクノロジー、メディアデザインの3分野の横断的な学びを通して、柔軟性(フレキシビリティ)、機動性(モビリティ)、創造性(クリエイティビティ)、多様性(ダイバーシティ)を持って、新たな表現を生み出す力を身に付けた人材を育成するための科目を設置する。
・映像演出、映像技術、映像美術、アニメーション・CG、サウンド・音楽、ステージ、芸能、エンタテインメント・ビジネスの8分野について実践的に学ぶため、講義及び演習・実技・実習の科目を設置する。
・講義の科目では、8分野の専門知識の習得を目指し、演習・実技・実習の科目では、各分野の知識を裏付けとする論理的思考の高度化を目指す。
・変化するメディア産業において、クリエイティブに活躍できるリーダーを育成するため、各分野のビジネスの現状と今後について学ぶ科目を設置する。
6.専門的な知識の応用と実践をはかるため、ゼミ研究・実践に関する科目で構成する専門科目群 IIを設置する。
7.アセスメント・ポリシーに基づく学修アセスメント・プランを提示し、学位授与方針に示す能力の修得状況及び学生の成長に伴う達成度を客観的に測定、評価する。
以上の教育課程の編成に基づき、各授業内容に応じて、知識の修得を目的とする「講義」、知識や理論を組み合わせて実践力を養うことを目的とする「演習」、事象の検証や実践的な応用、技術や技法の修得を目的とする「実習」、「実技」を取り入れた授業形態を採用します。また、社会のニーズを踏まえた教育を展開することができるよう、主に専門科目群に実務家教員を配置します。さらに、合理的な授業人数の調整やICTを活用した教育方法を導入し、より効果的な教育を実施します。
メディア学部では、本学部の教育方針に共感し、以下のいずれかに当てはまる人を求めます。
メディア学部として求める教員は、本学部の教育研究上の目的の実現に向け、全学的な理念・目的・方針等を踏まえ、本学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポリシーを十分に理解するとともに、本学部の教育課程にふさわしい教育上の能力と教育研究の成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する能力を有するものとする。
また、教員組織の編制にあたっては、大学設置基準に基づき、適切に教員を配置し、国際性、特定の範囲の年齢、性別等について、著しい偏りがないよう多様性に配慮する。