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9月3日(木)ハンガリー留学 16日目 カテーテル治療から手術室、医療の歴史まで!

ハンガリー看護留学

2026.09.04

9月3日(木)ハンガリー留学 16日目 カテーテル治療から手術室、医療の歴史まで!

 

今日もセンメルワイス大学心血管センターで、カテーテル治療についての講義を受けた後、実際に手術が行われている手術室で学びました。午後はセンメルワイス博物館へ移動し、古代から現代へと続く医療の歴史について学びました

###  カテーテルを使った心臓の治療
講義では、カテーテルが心筋梗塞などの冠動脈疾患や心臓弁膜症の検査・治療に用いられていることを学びました。以前は胸を開く手術が必要だった治療の中にも、現在ではカテーテルを用いることで、身体への負担を抑えて治療できるものが増えています。また、ペースメーカーについても学び、実際に使用されているペースメーカーや手術器具を手に取ることができました。実物に触れることで、講義で学んだ知識と実際の治療を結びつけて理解することができました。

###  実際の手術が行われる現場へ
手術室では、心臓手術室、血管手術室、ハイブリッド手術室など、それぞれの設備や役割について説明を受けました。実際の手術では、中心静脈カテーテルを留置するためにガイドワイヤーを挿入する場面や、動脈にカテーテルを留置して血圧を連続的に測定する方法などについて学びました。特に印象に残ったのが、**カテーテル治療と外科手術の両方に対応できる「ハイブリッド手術室」**です。X線撮影ができる設備も備えられ、患者さんを別の部屋へ移動させることなく、必要な治療を行うことができます。さらに、手術の様子を別の部屋からリアルタイムで見ることができるシステムもあり、実際の手術が学生や医療者の教育にも活用されていました

###  古代から現代へ、医療の歴史をたどる
午後は**センメルワイス博物館**へ。シャーマンによる祈りや儀式と医療が結びついていた時代から、古代エジプトやギリシア、ルネサンスを経て、医療がどのように発展してきたのかを学びました。顕微鏡の登場によって、それまで見えなかった微生物が発見され、感染症の理解も大きく進みました。その歴史の中で、センメルワイス博士は1847年に塩素石灰による手洗いを導入し、産褥熱による死亡を大幅に減らしました。さらに、ワクチンの発展によって天然痘は世界から根絶され、現代ではハンガリー出身の**カタリン・カリコ博士**らの研究が、新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンへとつながりました。古代から現代まで、医療は多くの発見と試行錯誤を積み重ねながら発展してきました。午前中、現在の心臓治療を学び、午後にその長い歴史をたどることで、今ある医療について改めて考える一日となりました🇭🇺 文責:S.F

 

手術室にて①

手術室にて②

 

手術室にて③

カテーテル治療の講義

 

医療の歴史を学ぶ①

医療の歴史を学ぶ②