ハンガリー看護留学
2026.09.06
この日は、ハンガリー最大の湖であるBalaton(バラトン湖)と、自然豊かなTihany(ティハニ)を訪れました。Budapest(ブダペスト)から列車でBalatonfüred(バラトンフュレド)へ向かい、そこからバスに乗り換えてティハニへ。首都とは異なる景色の中で、ハンガリーの自然や地域文化に触れる1日となりました。まず、ティハニで有名なラベンダー畑を目指して、往復約1時間歩きました。ティハニはラベンダーの産地として知られ、夏には美しい紫色の花が広がります。しかし、訪れた時期にはすでにシーズンが終わっており、期待していた景色を見ることはできませんでした。
また、ティハニの名所であるEcho Hill(エコーの丘)を訪れました。観光客が大勢いる中で、実際に大声を出してこだまを試すことができたのは、案内してくれたハンガリー学生だけでした。こだまは、声が離れた場所にある物に当たって反射し、再び聞こえてくる現象です。身近な自然現象と同じ原理が、医療では超音波診断装置(エコー)に応用されていることを、引率教員から教わりました。土産物店が並ぶ通りには、ラベンダーを使った石鹸や香りの製品、食品などが数多く並び、街全体でラベンダーを特産品として大切にしていることが伝わってきました。ハンガリーの伝統文化を感じられる刺繍製品なども購入し、地域ならではのお土産を楽しみました。その後、Belső-tó(ティハニ内湖)を訪れました。リスや角の生えた牛を見ることを楽しみにしていましたが、リスは1~2匹ほどしか見られず、牛にも出会えませんでした。それでも、自然の中を歩きながら、都市部とは違ったティハニの穏やかな雰囲気を楽しむことができました。帰りのバスでは、日本とは異なる公共交通機関の時間感覚を感じる一方、運転手とも仲良くなり、気さくでフレンドリーな人柄に親しみを感じました。移動中の何気ない交流も、ハンガリーでの思い出の一つとなりました。最後には、バラトン湖を間近で見ることができました。目の前に広がる湖は想像以上に大きく、美しい景色がとても印象に残りました。今回の訪問では、歴史的な建築物が並ぶブダペストとはまた違った、ハンガリーの自然や地域の魅力を知ることができました。期待していたラベンダーや動物に出会えなかったことも含め、実際にその土地を訪れたからこそ得られた経験となりました。
文責:N.S.