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城西国際大学理学療法学科の地域理学療法教育|3年次に災害・学校保健・特別支援教育における理学療法を学ぶ

キャンパスライフ

2025.05.23

 

城西国際大学 理学療法学科では、3年次科目「地域理学療法学」において、病院や医療施設だけでなく、地域、災害、学校保健、特別支援教育など、さまざまな場で求められる理学療法士の役割について学んでいます。

今回の授業では、ゲストレクチャーとして鈴木享之先生を招き、

「地域理学療法」
「災害・学校保健及び特別支援教育における理学療法」

をテーマとした特別講義を実施しました。

病院だけではない理学療法士の活動領域を学ぶ

講義では、鈴木先生の実際の活動経験や事例をもとに、理学療法士が医療機関だけでなく、地域社会のさまざまな場で専門性を生かすことができることについて紹介いただきました。

理学療法士の活動は、病気やけがをした人へのリハビリテーションだけに限られません。

地域住民の健康づくり、スポーツ、学校保健、特別支援教育、災害時の支援など、対象者の生活する場所や社会環境に応じて、その専門性を活用する機会があります。

学生にとって、これまで学んできた理学療法を「どこで、誰のために、どのように生かすことができるのか」を考える機会となりました。

災害時のリハビリテーションと安全管理を考える

講義では、災害リハビリテーションにおける安全管理についても取り上げられました。

理学療法を行う場所が安全であるかを日頃から確認すること、活動中に想定外の事態が生じる可能性を考え、必要な対応を準備しておくことが、対象者の安全を守るために重要であることが紹介されました。

学生は、運動や治療技術を提供することだけでなく、周囲の環境を評価し、リスクを予測して安全を確保することも理学療法士の重要な役割であることを学びました。

学校保健・特別支援教育で理学療法をどう生かすか

学校保健や特別支援教育における理学療法については、学生も実際に身体を動かしながら学びました。

例えば、遊びやコミュニケーションの中で行われる「ハイタッチ」動作を題材として、児童・生徒の姿勢や上肢の動き、反応などを理学療法士の視点からどのように観察するのかが紹介されました。

普段の何気ない動作であっても、理学療法の知識を用いることで、身体の使い方や運動機能を評価し、その人に合った支援を考える材料になることを、実技を交えて学びました。

「こんなこともできるのが理学療法」

受講した学生からは、

「これまでに学んできた理学療法のイメージとは違った働き方や活躍の場があることを知ることができ、モチベーションが高まった」

また、

「『こんなこともできるのが理学療法』という考え方を知り、視野が広がった」

といった感想が寄せられました。

今回の講義は、学生が理学療法士の活動領域を医療機関だけに限定せず、地域社会や学校、災害時などへ広げて考える機会となりました。

臨床・スポーツ・地域活動に携わる専門家から学ぶ

今回のゲストレクチャーを担当した鈴木享之先生は、医療機関での臨床活動に加え、スポーツ分野などでも活動されています。

ゲストレクチャー:鈴木 享之 先生
医療法人社団大成会 長汐病院 リハビリテーション科 副主任
東京都理学療法士協会 スポーツ局次長・スポーツ理学療法運営担当者
公益財団法人 運動器の健康・日本協会 カリキュラム委員会委員

城西国際大学理学療法学科では、大学教員による専門教育に加えて、臨床や地域、スポーツなどで活動する専門家から直接学ぶ機会を授業に取り入れています。

城西国際大学理学療法学科の地域理学療法教育

城西国際大学理学療法学科では、3年次の「地域理学療法学」で、地域住民への健康支援だけでなく、災害リハビリテーション、学校保健、特別支援教育など、地域社会のさまざまな場における理学療法士の役割について学びます。

さらに、地域住民を対象とした体力測定や健康支援などの学外活動と組み合わせることで、授業で学んだ知識を実際の地域活動へつなげる機会も設けています。

本学科では、病院や施設における理学療法だけでなく、地域・学校・スポーツ・災害など、人々が生活するさまざまな場で専門性を生かす理学療法士の育成を目指しています。