スポーツ理学療法実践
2026.02.07
城西国際大学 健康科学部 理学療法学科では、育成年代のスポーツ選手を対象とした傷害予防やコンディショニング、地域スポーツ支援に関する実践活動に取り組んでいます。
2026年2月7日、千葉県のPRINCE TAKAMADO MEMORIAL SPORTS PARKで開催された「川淵三郎杯 少年サッカー大会」において、理学療法学科の教員と学生が、少年サッカー選手へのウォーミングアップ指導と、保護者を対象とした公開講座を実施しました。
大会開会式では、本学理学療法学科の栗原准教授、大杉助教と学生が、参加チームの選手とともに試合前のウォーミングアップを行いました。
スポーツにおけるウォーミングアップは、身体を競技に適した状態へ整え、安全に運動を開始するために重要です。
学生も実際に選手の前に立ち、教員とともに身体を動かしながら指導することで、大学で学んだ身体運動やスポーツ傷害予防に関する知識を、実際のスポーツ現場で活用する経験となりました。
選手へのウォーミングアップ指導後には、小学生から中学生までの選手の保護者を対象として、スポーツ傷害予防に関する公開講座を開催しました。
理学療法学科から、栗原教授、大杉准教授、桑江准教授、深谷助教が講師として参加し、
「捻挫の機序と治療方針の決定に関する調査」
「ストレッチの噂と本当のこと」
をテーマに解説しました。
育成年代のスポーツでは、足関節捻挫などの傷害への対応や、日頃行われるストレッチングについて、選手だけでなく保護者が正しい知識を持つことも重要です。
講座では、「子どもが足首を捻挫したときにどのように対応するのか」「ストレッチングにはどのような効果が期待できるのか」といった身近な疑問について、理学療法や研究で得られている知見を踏まえて解説しました。
スポーツ選手の健康を支えるためには、傷害が生じてから対応するだけでなく、傷害予防、コンディショニング、身体機能、適切な運動方法などについて選手や周囲の人々が理解することも重要です。
今回の活動では、選手には実際のウォーミングアップを通して身体を整える方法を伝え、保護者にはスポーツ傷害やストレッチングについて専門的な情報を提供しました。
選手と保護者の双方に働きかけることで、育成年代のスポーツを安全に継続するための支援につなげています。
城西国際大学理学療法学科では、スポーツ選手の身体機能評価、コンディショニング、傷害予防、運動指導など、スポーツと理学療法を結びつけた教育・研究・実践活動に取り組んでいます。
特徴の一つは、学生が講義や学内実習だけでなく、地域のスポーツ大会や大学スポーツなど、実際の競技現場で選手と関わる機会を設けていることです。
また、本学科の教員は、スポーツ傷害、身体機能、運動療法、ストレッチングなど、それぞれの専門性を生かして研究やスポーツ現場での活動に取り組み、その知見を学生教育や地域スポーツ支援へ還元しています。
今後も城西国際大学理学療法学科では、地域のスポーツ団体や学校等との連携を通して、理学療法士を目指す学生が在学中からスポーツ現場に関わり、育成年代の選手の健康と傷害予防について実践的に学ぶ教育環境を充実させていきます。