プロジェクト
2026.06.11
2026年度も、観光学部が全学共通基盤科目として提供する「域学共創プロジェクトB」では、地域にある 道の駅みのりの郷東金 を視察し、山武郡市における観光の主題を見つけるとともに、サイクルツーリズムに関わるプロジェクト型授業を実施しています。
本授業では、東金市をはじめとする山武郡市(大網白里市、山武市、東金市、九十九里町、芝山町、横芝光町)の「地域の魅力発見」と、その魅力を活かした観光プログラムの開発を目的としています。そのため、地域を実際に歩き、見て、体験することで、学生たちは地域資源の価値や観光の可能性について学びを深めています。
また、本授業は、東金市との観光における連携協定のもと実施しているものであり、学生たちは地域の方々との交流や現地調査を通して、東金市の観光に関わる地域づくりにも取り組んでいます。単なる授業としてだけでなく、学生と地域がともに考え、地域の未来を創る実践的な学びとなっています。
その活動の第一歩として、本年度も道の駅みのりの郷東金の視察からプロジェクトをスタートしました。地域の農産物や特産品、観光情報の発信方法、施設の空間づくりなどを実際に見学しながら、学生たちは「地域の魅力をどのように観光へ結びつけていくのか」という視点で学びを深めました。
今回は、5月8日に実施した道の駅みのりの郷東金視察の様子について、学生の声を介し報告します。

道の駅視察後に集合写真を撮影
○観光学部2年 加藤 月季
道の駅みのりの郷東金へ視察に伺いました。今回の視察では、私たちが現在検討している東金市内を周遊するサイクルツーリズムのコースにおいて、「道の駅」が立ち寄り先として活用できる施設なのかを考える機会としました。
施設内には、地元で採れた新鮮な野菜や特産品を販売する直売所だけでなく、地域資源を活用した6次産業化のための工房もあり、地域の魅力を発信する拠点となっていると感じました。また、購入した商品をその場で食べられるようにベンチなどの休憩スペースも設けられており、サイクリストが気軽に立ち寄って休憩できる施設であると感じました。
さらに、この道の駅にはカフェ&リストランテ「とっチーノ」というレストランも併設されており、地域の新鮮な食材を使用した料理やスイーツを楽しむことができます。実際に私たちもスイーツをいただきました。私は、キャラメルナッツソースのかかった厚焼きパンケーキを食べましたが、厚焼きパンケーキはとてもふわふわとした食感で、甘いキャラメルソースとの相性も良く、大変おいしかったです。
そのため、サイクルツーリズムで訪れた人が、運動で疲れた体を甘いスイーツで癒やすことのできる魅力的な施設だと感じました。また、休憩の場としてだけでなく、東金市や近隣地域の食や特産品などの魅力を知るきっかけにもなる場所であると思います。
今後は、私たちが山武郡市で進めている取り組みを通して、観光で訪れたサイクリストが「道の駅」にも立ち寄りたくなるような仕掛けづくりを考えていきたいと思います。

実際にカフェ&リストランテ「とっチーノ」でスィーツを実食

地域の魅力を広報すべく写真を撮影
○メディア学部3年 深澤 空聖
5月8日、域学共創プロジェクトBの活動の一環として、千葉県東金市にある道の駅みのりの郷東金を視察しました。
私がこの道の駅を訪れて最初に感じたのは、施設全体の広さと開放感です。一般的なスーパーのようなものを想像していましたが、実際には想像以上に規模が大きく、地域の魅力が詰まった施設であると感じました。
施設内には、新鮮な地元野菜を販売する直売所があるだけでなく、東金市が植木のまちとして知られていることから、屋外には庭木や花など多くの植物が並べられていました。また、観賞用のメダカも販売されており、地域ならではの特色を活かした空間づくりが印象的でした。
さらに、施設には飲食スペースや休憩所も整備されており、実際に多くのお客さんがゆっくりと食事や休憩を楽しんでいました。単なる買い物の場ではなく、人が集まり、地域の魅力を感じながら過ごせる交流拠点になっているのだと思います。
直売所の店内には、地元で収穫された野菜や果物のほか、お土産として購入できる焼き菓子や加工品なども数多く並んでいました。商品の種類が非常に豊富で、店内のレイアウトや雰囲気も工夫されており、「道の駅」というイメージを超えた魅力的な空間だと感じました。
視察後には、カフェ&リストランテ「とっチーノ」にも立ち寄りました。店内は広々としていて落ち着いた雰囲気があり、大人数でも利用しやすい空間でした。今回は軽食のみでしたが、メニューの種類が豊富で、料理やスイーツもとても魅力的だったため、次回はゆっくり食事を楽しみたいと思いました。
今回の視察を通して、道の駅みのりの郷東金は、地域の農業や特産品を発信するだけでなく、人々が交流し、地域の魅力を体感できる重要な観光拠点であることを学ぶことができました。

道の駅を介して「植木のまち・東金」を実感

道の駅の情報発信施設を視察
○観光学部3年 中條 隼人
私たちは5月8日に、千葉県東金市にある道の駅みのりの郷東金へ視察に伺いました。視察では、駅長より施設運営や地域との関わりについて貴重なお話を伺うことができ、大変勉強になりました。
とくに印象に残ったのは、この道の駅では地域で採れた新鮮な農産物を中心に販売しており、地域の魅力を多くの人に伝える場となっているという点です。また、地域の農産物や特産品を活用することで、地域経済の活性化にもつながっている様子がうかがえ、地域振興における「道の駅」の役割について理解を深めることができました。
中でも、「地域資源を活かすことが持続可能な経営につながる」というお話は、とても印象に残っています。地域ならではの魅力を大切にしながら施設運営を行う姿勢に、地域観光のあり方について多くの学びを得ることができました。
視察の最後には、道の駅に併設されたカフェ&リストランテ「とっチーノ」にて、さつまいもあんのクリームあんみつをいただきました。千葉県産の有機さつまいもが使用されており、食を通して地産地消の取り組みを実感することができました。
今回の視察を通して、「道の駅」ならではの地域振興の取り組みに触れることができ、大変興味深い学びの機会となりました。また、私は長野県出身であるため、東金市が長野県安曇野市と友好都市であることを知ることができた点も、個人的に大きな学びの一つとなりました。

駅長に施設内を案内いただきました