福祉社会の創造と実現に指導的役割を果たす福祉人材及び教育・研究に携わる人材を養成するため、以下に掲げる方針によりカリキュラム(教育課程)を編成しています。
基礎論(一部必修科目)
福祉社会に関する研究を遂行する前提として、福祉哲学、科学的思考の方法、文献の読み方、社会調査の方法を習得します。
特論科目
福祉社会研究の基礎となる知識、とくに社会福祉の理論と政策、ソーシャルワーク、福祉経営に関する視点と遂行力を修得します。
演習科目(必修科目)
福祉社会に係る研究成果として修士論文を作成します。
特別講義科目
現在の福祉を再考し、QOLと自己実現が保障される福祉社会を研究・考察するため、最先端のトピックを取り入れた特別講義科目を設置します。
開講科目名
基礎論
A~Cは必修科目
- 福祉社会基礎論A(福祉社会原論) 2単位
- 福祉社会基礎論B(福祉社会研究法) 2単位
- 福祉社会基礎論C(社会調査論) 2単位
- 福祉社会基礎論D(文献講読法) 2単位
特論
- 社会福祉史特論 2単位
- 障がい児支援特論 2単位
- 家族社会学特論 2単位
- 精神保健福祉と権利擁護特論 2単位
- カウンセリング特論 2単位
- 国際ソーシャルワーク特論 2単位
- 高齢・障がい者ソーシャルワーク特論 2単位
- ファミリーソーシャルワーク特論 2単位
- 医療ソーシャルワーク特論 2単位
- 福祉経営特論 2単位
- 保育園経営特論 2単位
- 施設経営特論 2単位
- 病院マネジメント特論 2単位
- <研修・インターンシップ>
- 研修・インターンシップ 2単位
研修・インターンシップ
特別講義
- 現代社会と女性福祉 2単位
- 国際高齢者福祉論 2単位
- 地域包括支援論 2単位
- 現代社会とユニーヴァーサルデザイン 2単位
演習
必修
単位の修得の仕方
- 基礎論は、3科目6単位必修。
- 「特論」「研修・インターンシップ」「特別講義」の中から10科目20単位を選択必修(ただし、このなかに社会福祉基礎論D(文献講読法)を含めることができる)。
- 演習は、入学後、最初のクォーターに定められた指導教員のものを選択すること。
- 計32単位以上を履修し、かつ修士論文を提出し、合格すること。
2年間の流れ
1年次
入学時 『研究計画書』提出⇒指導教員および副指導教員2名以上を決定する。
後半 研究中間発表 研究テーマ,問題設定の妥当性,研究方法とその適格性等を審査する。
2年次
前半 論文作成計画発表 研究計画および論文構成の妥当性,参考文献,調査・資料収集の適格性等を審査する。
後半 修士論文概要発表 研究論文としての量的・質的妥当性,データおよび資料,先行研究等の分析の適格性,論文作成の進行状況等を審査する。