教員活動
2026.01.11
城西国際大学 健康科学部 理学療法学科では、ICTと学習データを活用した理学療法教育・国家試験対策に取り組んでいます。
2026年1月11日に開催された第14回日本理学療法教育学会学術大会において、本学理学療法学科の桑江豊准教授、深谷泰山助教がランチョンセミナーの講師を務めました。
セミナーのテーマは、「理学療法教育におけるICT活用の取り組み・効果・展望」。エスエイティーティー株式会社(SATT)との共催により、本学科におけるICTを活用した学修支援や教育改善について報告しました。
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城西国際大学理学療法学科では、2025年度から、医療系大学・専門学校向けの理学療法教育支援システム[ESS]を導入しています。
ESSには、国家試験対策だけでなく、問題作成、試験実施、成績管理・分析、学生の弱点分析、自学自習、苦手問題の復習など、教員と学生双方の学修を支援する機能があります。SATTの公式情報でも、理学療法士を含む医療系国家試験への対応と、成績分析・弱点分析などの機能が示されています。
本学科では、こうしたICTを活用しながら、学生一人ひとりの学修状況を把握し、国家試験対策や日々の学修支援に生かす教育体制の構築を進めています。
ESSの特徴は、国家試験直前の問題演習だけに限定されないことです。
第14回日本理学療法教育学会学術大会の抄録では、国家試験対策に加え、学内試験の作成・管理、授業運営、入学前教育・初年次教育まで幅広く活用できる教育支援システムとして紹介されています。さらに、試験結果について正答率や選択肢別選択率などを分析でき、学生の学修状況を把握するためにも活用できます。
城西国際大学理学療法学科では、ICTを単なる問題演習ツールとして使用するのではなく、学生の学びをデータから把握し、必要な学修支援につなげるための教育ツールとして活用しています。
ICTを導入するだけで、学生の学修が完結するわけではありません。
本学科では、システムから得られる学習情報を活用しながら、教員が学生の理解状況を確認し、必要に応じて声をかけ、学修方法を一緒に考えることを重視しています。
「学習データによる客観的な把握」と「教員による対話・個別支援」を組み合わせることで、理学療法士国家試験だけでなく、専門職として必要な知識を段階的に身につけるための学修環境づくりを進めています。
城西国際大学理学療法学科では、ICTを活用した学習状況の分析と教員による学生支援を組み合わせ、入学後の基礎学修から専門教育、学内試験、理学療法士国家試験まで継続的に学修を支える教育環境の整備に取り組んでいます。
また、こうした教育実践を学内だけに留めず、全国規模の理学療法教育学会で報告し、理学療法士養成教育におけるICT活用や教育改善について発信していることも、本学科の教育活動の一つです。
今後も城西国際大学理学療法学科では、ICTによる学修データの活用と教員による対話型の支援を組み合わせながら、学生一人ひとりの学修を支える教育体制の充実を進めていきます。