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健康科学研究科 教育研究上の目的等 大学基本情報

 

2026年度以降

 

教育研究上の目的

健康科学研究科は、人の健康を創生するため、保健・医療・福祉分野を横断し、薬科学・看護科学・リハビリテーション科学を中心とした学際領域において教育研究を行い、真に健康を科学的に探究できる先端健康科学の高度専門職業人及び教育・研究者となる人材を養成する。

学位授与方針(ディプロマ·ポリシー)

教育研究上の目的に基づいて、健康科学研究科では次の通りディプロマ・ポリシーを定める。
健康科学研究科健康科学専攻では、所定の単位を修得して学位論文審査に合格し、かつ以下に該当すると判断した場合に、修士(健康科学)の学位を授与する。

  • 健康科学分野において高度な倫理観と専門的な知識・技能を修得し、科学的な方法論に基づく実証的研究を遂行し、その成果を実践に応用できる。
  • 健康科学に関連する倫理的な課題を深く理解し、生命の尊厳、人権の保護、公平性といった倫理的価値を重視した行動を通じて、個人および社会全体の健康増進に寄与できる
  • 幅広い教養と高度な専門知識・技能を兼ね備えた高度専門職業人として、社会が直面する健康課題に対して実践的かつ創造的な解決策を提案し、実行することで社会に貢献できる。
  • 専門分野において継続的に学び続け、絶えず変化する社会のニーズに柔軟に適応しながら、専門性をさらに深化させることができる。
  • 専門知識や研究成果を効果的に伝える優れたコミュニケーション能力を備え、他職種連携や学際的チームで協働し、課題解決に向けて具体的な成果を創出できる。

教育課程編成·実施方針(カリキュラム·ポリシー)

健康科学研究科健康科学専攻では、教育研究上の目的及びディプロマ・ポリシーに基づき、真に健康を科学的に探究できる先端健康科学の高度専門職業人および教育・研究者となる人材を養成するため、以下に掲げる方針によりカリキュラム(教育課程)を編成します。

  • 人の健康状態を判断するための多角的な要素である「心身機能・身体構造」、「活動」、「参加」、「環境因子」、および「個人因子」をもとに、健康を総合的かつ本質的に捉えなおすことができる基礎力を養うための導入科目として、共通科目群を設置する。
  • 高度専門職業人および教育・研究者として、経験知を学術的に証明し普及させる力、常に新しい学術知を取り入れ、正しく理解して実践に活かす力、健康や実践現場における課題とその解決策を見出す力、および学際的なチームの中でリーダーシップをとり実践現場を変容させていく力を養うための健康科学基盤科目群(選択必修)および研究基礎科目群(必修)を設置する。
  • 健康科学の視点を持ちながら、それぞれの専門性をより高度に探究するための専門科目群(分野必修)を設置する。
  • 各自の専門分野・実践現場にとどまらず、広く保健医療福祉分野の諸問題を論理的に解決する主体的研究能力と、研究成果を地域や世界に向けて発信する能力を育成するための特別研究(分野必修)を設置する。
  • アセスメント・ポリシーに基づく学修アセスメント・プランを提示し、また原則として、ディ プロマ・ポリシーに示す能力の修得状況及び大学院生としての成長に伴う達成度を測定、評価する。
 

以上の教育課程の編成に基づき、各授業内容に応じて、高度な専門知識の修得を目的とする「講 義」、知識や理論の実践や論文の作成・発表手法の修得を目的とする「演習」、事象の検証や実践的な応用、技術や技法の修得を目的とする「実験」や「実習」を取り入れた授業形態を採用しま す。また、社会のニーズを踏まえた教育を展開することができるように演習科目に実務家教員を配置します。さらに、合理的な授業人数の調整やICTを活用した教育方法を導入し、より効果的な教育を実施します。

 

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

<健康科学専攻(修士課程)>
健康科学研究科健康科学専攻では、本専攻の教育方針に共感し、以下の能力や資質を備えた人を求めます。

  • 健康支援に関わる職種の教育を受け、高度な倫理観と専門的知識・技能を修得しようとする人
  • 専門性を高め、科学的な方法論に基づく実践と課題解決を通じて社会に貢献する意欲を持ち、継続的な学びを通じて専門性をさらに深化させる人
  • 論理的思考力と問題解決能力を備え、学際的な学びや他職種との連携に積極的に取り組む人
  • 健康科学の実践や研究において、生命の尊厳や公平性を尊重し、社会的責任を果たしつつ、多様な価値観を尊重しながら継続的に学び専門性を発展させる人

⑴国内一般選抜
本専攻での教育研究を進めるために必要な資質と能力を有する人を対象とします。本学独自の学力検査および書類審査(小論文)において、専門分野に関する知識、論述力、論理的思考力、問題解決能力を評価します。また、語学力を含めた学際的な学びへの適応力を重視します。面接では、研究に対する意欲、社会的責任感、継続的な学びへの姿勢、協働性を評価します。
⑵留学生国内選抜
本専攻での教育研究を進めるために必要な資質と能力を有する人を対象とします。書類審査(小論文、事前課題)において、専門分野に関する知識、論述力、日本語能力、国際的な視点を評価します。面接では、論理的思考力、研究に対する意欲、多様な価値観を尊重する姿勢、社会的責任感を評価します。
⑶社会人選抜
本専攻での教育研究を進めるために必要な資質と能力を有する人を対象とします。本学独自の学力検査および書類審査(小論文、事前課題)において、専門分野に関する知識、論述力、実務経験を活かした課題解決力、英語能力を評価します。面接では、論理的思考力、研究に対する意欲、リーダーシップ、協働性、継続的な学びへの姿勢を評価します。

   

2025年度以前

 

教育研究上の目的

健康科学研究科は、人の健康を創生するため、保健・医療・福祉分野を横断し、薬科学・看護科学・リハビリテーション科学を中心とした学際領域において教育研究を行い、真に健康を科学的に探究できる先端健康科学の高度専門職業人及び教育・研究者となる人材を養成する。

学位授与方針(ディプロマ·ポリシー)

教育研究上の目的に基づいて、健康科学研究科では次の通りディプロマ・ポリシーを定める。
健康科学研究科では、所定の単位を取得して学位論文審査に合格し、かつ以下に該当すると判断した場合に、修士(健康科学)の学位を授与する。

  • 健康の多様な構成要素を理解し、健康を総合的かつ多角的方面から捉えることができる。
  • 実践現場でリーダーシップをとり、実践を変容させていくためのマネジメントを行うことができる。
  • 経験知を学術的に証明し普及させることができる。
  • 新しい学術知を正しく理解して実践に生かすことができる。
  • 健康科学の視点を持ちながら、それぞれの専門領域の実践を高度に探究することができる。
  • 高度専門職業人として、健康を科学的に研究し、現場の課題解決のために働きかけることができる。

教育課程編成·実施方針(カリキュラム·ポリシー)

健康科学研究科では、教育研究上の目的及びディプロマ・ポリシーに基づき、以下に掲げる方針によりカリキュラム(教育課程)を編成する。

  • 健康の多様な構成要素として、人の健康を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」「環境因子」「個人因子」から総合的かつ多角的方面から捉えなおす基礎力を養う共通科目として、「健康科学総合特論」を必修科目として設置する。
  • 健康の各構成要素をさらに掘り下げ、理解するための共通科目として、「健康科学特論Ⅰ~Ⅵ」を選択必修科目として設置する。
  • 専門知識を高度専門実践として生かすために必要となる、経験知を学術的に証明し普及させる力、新しい学術知を正しく理解して実践に生かす力、リーダーシップをとり実践を変容させていく力、対象の健康課題や実践現場の課題解決力を引き出す力を習得するための健康科学基盤科目と研究基礎科目を設置する。
  • 健康科学の視点を持ちながら、それぞれの専門的支援を高度に探究するための専門科目を設置する。
  • 各自の実践現場にとどまらず、広く保健医療福祉分野の課題を解決に導くため、論理的思考の修得、研究成果を発表できる能力の育成を目的とし、修士論文の研究指導(研究課題の明確化と計画作成、文献検索、データ収集・分析、論文作成)のための特別研究を設置する。
  • ディプロマ・ポリシーに基づく、各自の学修プログラムを入学後早期に提示し、また原則として、ディプロマ・ポリシーに示す能力の修得状況及び大学院生としての成長に伴う達成度を、クォーター毎に評価する。
 

以上の教育課程の編成に基づき、各授業内容に応じて、高度な専門知識の修得を目的とする「講義」、知識や理論の実践や論文の作成・発表手法の修得を目的とする「演習」、事象の検証や実践的な応用、技術や技法の修得を目的とする「実験」、「実習」を取り入れた授業形態を採用します。また、社会のニーズを踏まえた教育を展開することができるように演習科目に実務家教員を配置します。さらに、合理的な授業人数の調整やICTを活用した教育方法を導入し、より効果的な教育を実施します。

 

健康科学研究科が求める人物像(アドミッション・ポリシー)

健康科学研究科では、全研究科方針のもと、健康科学研究科の教育方針に共感し、以下すべてに当てはまる人を求める。

  • 看護師・保健師・理学療法士・作業療法士・薬剤師、その他の健康支援にかかわる職の教育を受けている人
  • 自己の専門性をさらに高めることを通して、実践現場への寄与及び自己実現を目指す意欲を備えている人
  • 高度専門職業人として必要とされる体系的知識を習得するために必要な語学力、及び基礎的思考能力を備えている人