This page does not support translation languages. ×

今年もJALグループの観光農園でフィールドワークを実施

ゼミ活動

2025.06.04

「エアラインによる成田での地域事業」をテーマに研究している長谷川ゼミでは、5月10日、成田国際空港から車で10分ほどの距離にあるJALグループの観光農園、JAL Agriport(アグリポート)でフィールドワークを実施しました。JAL Agriport でのフィールドワークは今年で4年目になります。JAL Agriport の皆様、今年もありがとうございました。
参加したゼミ生の声をお届けします。

観光学部3年 依田 七海
私たち長谷川ゼミは、5月10日に成田空港近郊に位置する観光農園「JAL Agriport」を訪問いたしました。JAL Agriport は、JALグループが運営する観光農園で、いちご狩りやさつまいものなどの収穫ができる体験型農業をはじめ、レストランの運営といった飲食事業も展開しています。さらに、農園で収穫されるさつまいもを原料とした芋焼酎や芋けんぴの製造や販売など、プライベートブランド商品の展開にも力を入れて取り組んでいます。

今回、創立時の社長である鎌形 晶夫氏より、事業に込められた思いや、設立の目的と背景、これまでの歩み、そしてこれからの取り組みについてまで、貴重なお話をたくさん伺うことが出来ました。私自身、航空会社が農業事業を手がけるイメージが全く無かったため、どのお話もとても興味深く、印象に残っています。

お話を伺った後、さつまいもの苗の植え付けを体験させていただきました。初めての苗植えは想像以上に大変でしたが、この体験を通じて、農園での取り組みの意義をより深く理解することができ、とても楽しかったです。JAL Agriport の皆様、お忙しい中貴重な体験をたくさんさせていただき、ありがとうございました。

さつまいもが収穫できる日を、今からとても楽しみにしております。

観光学部3年 上島 佳乃
長谷川ゼミでは日本航空(JAL)と千葉県香取市の農業法人・株式会社和郷が共同出資し、2018年4月に設立された農業関連会社の「JAL Agriport 株式会社」を訪問しました(現在はJALが100%出資)。成田空港周辺の遊休農地を活用し、いちご狩りやさつまいも掘りなどが楽しめる観光農園の運営を行っています。また、地元食材を活かしたレストランや、プライベートブランド商品などの物販事業も営んでおり、農業と観光、地域と連携した多角的な取り組みを展開しています。

当日は創業時の初代社長より、企業として農業分野へ参入した背景、成田という場所を選んだ理由、事業の立ち上げに至るまでの苦労や想いについて丁寧にお話を伺いました。「なぜ航空会社が農業を?」という疑問から始まった今回の訪問でしたが、地域の活性化と企業の新しい役割を考えるきっかけとなる貴重な学びの場となりました。

また、実際に農園の畑に入り、さつまいもの苗植えも体験しました。普段の生活ではなかなか触れることのない農業の現場で、土の感触や作業の大変さを実感することができました。秋にはこのさつまいもを収穫し、大学の文化祭で焼き芋として販売する予定です。自分たちの手で植えたさつまいもがどのように育っていくのか、とてもわくわくしています。

最後に、今回の貴重な機会をくださったJAL Agriport の皆様には、心より感謝申し上げます。企業による地域連携のあり方、そして異業種による地域貢献の可能性について、多くの学びを得ることができました。

雨天のため、ビニールハウスでレクチャーを受けました

雨が上がり、広大な畑でサツマイモの苗の植え付けに汗を流しました

ひと仕事終えて、達成感!

秋の収穫が楽しみです!

植え付けから20日、すくすくと育っています