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インドネシア研修を実施しました

海外研修

2024.10.01

インドネシア研修を実施しました

2024年9月4日から約2週間、JIUの海外協定校であるペトラクリスチャン大学(インドネシア)を拠点に、インドネシア研修を実施しました。
参加した学生の日記形式の記事を紹介します。

9月4日

今日からインドネシアでの研修が始まりました。羽田からの出発時間は、夜の23時と非常に遅い時間でした。途中、飛行機が乱気流の中を通過することが何度かあったので、機体の揺れが激しかったのですが、無事に乗り換え地点であるシンガポールの空港に到着できました。 
 

9月5日

乗り換えの時間まで、シンガポールの空港内を探索しました。その後、2時間ほどの渡航を経て、ようやくインドネシアのスラバヤに到着しました。空港では、今回お世話になるペトラクリスチャン大学(PCU)の学生さんたちと合流し、大学の近くのホテルまで車で移動しました。到着後は、近くの日系のコンビニにいって水などを買い込みました。その後、ホテルから少し離れたレストランで、PCUの先生方と一緒に夕食をいただきました。インドネシア料理はスパイスの効いたものが多かったですが、おいしかったです。これから始まる研修に向けて、私を含めてメンバー全員が幸せいっぱいの顔でした。 

 

 

9月6日

今日は大学で初めての授業がありました。午前はインドネシア語の基礎を学びました。実際に覚えたインドネシア語を使って自己紹介をしてみましたが、なかなかすらすらと言えずに苦労しましたが、発音はそれほど難しくないので、これから頑張って覚えていきたいと思います。午後は、PCUのキャンパスツアーに参加しました。その日はちょうどキャンパス内で卒業式が行われていたため、キャンパス内はたくさんの人で大盛況でした。

 

 

9月7日

本日は、ペトラクリスチャン大学の学生による、スラバヤシティツアーに出かけました。ツアーは、お寺や教会を訪れるところから始まりました。日本とは異なり、多くの人が宗教を信仰しており、イスラム教、仏教、キリスト教と多様な信仰が混在していることに驚きました。
次に、スラバヤ歴史博物館を訪れました。PCUの学生たちがスラバヤの歴史を分かりやすく説明してくれ、こんなにも自分の国や街のルーツを知っていることに感銘を受けました。日本との繋がりがあったことにも驚き、もっとインドネシアと日本の関係を勉強したいと思いました。また、独立に向けてたたかった人々を「ヒーロー」と呼んでいたのが、とても印象的でした。
夜は、PCUの学生たちとショッピングモールにいき、プリクラを撮ったり、カフェで休んだりして、インドネシアの学生の遊びを体験でき、とても充実した1日になりました。

 

 

9月10日

3回目のインドネシア語のレッスンを受けました。1から20までの数のかぞえかたを、インドネシア語の先生から教えてもらいました。覚えたインドネシア語や、短文は、これから買い物にもたくさん使えそうです。
午後は、キャンパス近くのマスジドを訪問しました。地元の人々がお祈りをしている様子を観察させていただいたり、お祈りの時間やルールについて説明を受けたりしました。また、イスラムをプロジェクトのテーマとしている学生も、たくさん質問をしました。イスラム教の女性のかたにも日常生活について質問してみました。お寺から外に出ると、インドネシアの幼稚園の児童たちかたくさん外で遊んでおり、私たちに興味を持ってくれました。子どもたちはとても好奇心旺盛で、「なぜJavaにきているの?」と質問されました。
そこからPCUの調理科の教室に行き、先生と卒業生からインドネシア料理の作り方を教えてもらいました。ガドガドサラダとSOTO AYAMという料理です。私は豆腐と鶏の唐揚げ作りを体験し、その後、みんなでおいしくいただきました。

 

 

9月11日

PCUの土木工学部の授業で、地震や津波について、また日頃から日本でおこなわれている防災について発表しました。緊張しましたが、PCUの学生が熱心に聞いてくれました。その後、PCUの学生代表が、海水の混じった水から塩分を取り除き、浄化された水をコミュニティに提供するという活動について説明してくれました。その後、私たちは、そのコミュニティを実際に訪れました。
目的地に到着後、まずは、装置を収めた建物をみなでペイントしました。その後、ボートに乗り、マングローブを植える活動を一緒におこないました。植林をするために、みなが泥だらけになりました。マングローブの植林は、環境保護において非常に重要な取り組みだと思います。マングローブは海岸の生態系を守り、津波や台風などの自然災害から地域を保護する役割を果たします。また、二酸化炭素を吸収して気候変動の緩和にも貢献します。さらに、魚や鳥など多様な生物の生息地を提供し、地元の経済やコミュニティの持続可能な発展にもつながります。このような体験がインドネシアでできて、大満足でした。

 

 

9月12日

デザイン科の先生にバティック作りを教えていただきました。Tシャツとバンダナのデザインを決めたあと、実際にあつあつの蝋を流して染めました。できあがったTシャツは鮮やかに染まっており、達成感がありました。JIUに戻っても、このTシャツを着けて授業を受けてみたいです。また先生から、パプアニューギニアの美味しいお菓子をいただきました。とても美味しかったので、たくさん食べていたら、一緒にいたPUCの学生が、同じお菓子をホテルまで届けてくれました。PCUの学生はみんなとてもフレンドリーで親切です。Teri makasih (ありがとう)!