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セントメアリーズ大学(カナダ)留学報告

留学

2024.10.15

セントメアリーズ大学(カナダ)留学報告

カナダのセントメアリーズ大学で1年間の留学をしていた竹田さんから、留学報告が届きました!
 

2023年8月から2024年8月まで、カナダのハリファックスにあるセントメアリーズ大学とCLLCに留学しました。ハリファックスはカナダ東部に位置する歴史的で美しい港町であり、セントメアリーズ大学は国際的な学生が集まる教育機関です。この報告書では、語学学校での学びや生活、異文化体験について振り返ります。

セントメアリーズ大学の語学育成プログラムは、英語を母語としない学生が言語能力を向上させるために設計されたプログラムです。授業は英語のリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能をバランスよく強化する内容で、毎日6時間以上の授業がありました。クラスは少人数制で、先生との距離が近く、個別のサポートを受けることができた点が非常に良かったです。特に、ディスカッション形式の授業では、実生活で役立つ表現や語彙を学び、クラスメートとの対話を通じて自然な英語を使う機会が多くありました。発音やイントネーションに関しても指導が細やかで、カナダ英語の特徴を学ぶことができたのは貴重な経験でした。毎週行われるテストやプレゼンテーションを通じて、自分の進歩を確認することができ、モチベーションを高く保つことができました。

生活面について、ハリファックスはカナダの東海岸に位置し、自然と都市が調和した非常に過ごしやすい街です。私が滞在したのはホームステイで、現地の家庭に住みながら日常生活を通して英語を使う環境に身を置くことができました。ホストファミリーはとても親切で、カナダの文化や習慣について教えてくれたり、食事の時間にさまざまな話題を共有したりと、家族の一員のように迎え入れてくれました。ホームステイでは、学校で学んだ英語を実際に使う機会が多く、リスニングとスピーキングの力が飛躍的に向上しました。特に、日常のカジュアルな会話やジョーク、文化的な表現に触れることができた点が、教室内での学びとは異なる実践的な英語力の強化につながったと思います。

カナダは多文化主義であるため、セントメアリーズ大学には世界中から留学生が集まり、私のクラスメートも様々な国や文化的背景を持っていました。授業の中で他の留学生たちと意見を交換し、異なる文化や考え方に触れることは、自分自身の視野を広げる良い機会となりました。特に印象に残っているのは、学校のイベントやハリファックスで開催される多文化フェスティバルです。地元の住民や他の留学生と一緒に、様々な国の料理や伝統的な踊りを楽しむことで、多様な文化が共存するカナダの良さを実感しました。また、ハリファックスは歴史的な街でもあり、地元の博物館や歴史的建造物を訪れることで、カナダの歴史や文化についても学ぶことができました。

学業以外の時間には、カナダの自然を満喫しました。週末には友達と一緒にハリファックス近郊の観光地を訪れ、特に有名なペギーズコーブやケープ・ブレトン島での自然散策はとても素敵な経験でした。海岸や美しい紅葉を楽しみながら、カナダならではの自然の豊かさを感じました。また、セントメアリーズ大学では、学生向けに様々なアクティビティやイベントが開催されており、地元の学生や他の留学生とスポーツをしたり、パブリック・スピーキングのワークショップに参加することで、英語以外のスキルも向上させることができました。

セントメアリーズ大学の語学学校での留学を通じて、私は英語力を大きく向上させただけでなく、多文化社会の一員として異なる価値観を理解し、尊重する重要性を学びました。ホームステイや学校での授業、カナダの自然や文化に触れる中で、カナダという国の魅力を深く感じることができました。この留学経験を通じて得た英語力や異文化理解は、今後の学業や将来において大きな影響となるでしょう。カナダでの経験を忘れず、これからも国際的な視野を持ちながら成長していきたいと思います。