地域活動実践
2026.10.17
城西国際大学福祉総合学部の科目「域学共創プロジェクトF」を履修する1年生15名が、芝山町社会福祉協議会およびあしたばシニア連合会が主催する運動会に参加しました。
今回の活動は、学生が地域で活躍されるシニア世代の皆さまと交流しながら学びを深めるとともに、地域の健康づくりやつながりづくりに貢献することを目的として実施されました。
域学共創プロジェクトFでは、これまでにも地域の皆さまを対象とした体力測定会を実施しており、学生たちは加齢に伴う身体的特徴や運動能力について学んできました。
今回の運動会に向けては、その学びを生かし、「誰もが安心して楽しめること」「楽しみながら身体と頭を使えること」をテーマに企画を検討しました。
学内でのグループワークを重ねた後、学生たちはあしたばシニア連合会の役員の皆さまへ企画プレゼンテーションを行いました。その後も役員の皆さまと意見交換を重ねながら内容をブラッシュアップし、最終的に2つの企画が実際の競技として採用されました。
走るのではなく歩いて競うリレー形式の競技です。
単に速さを競うだけではなく、リレーの途中でワードパズルを完成させる要素を加えました。身体を動かしながら考えることも求められるため、参加者の皆さまが自然と身体と頭の両方を使える内容となりました。
赤白の旗を上げるおなじみのゲームに工夫を加え、一部では指示とは異なる行動を求めるルールを取り入れました。
参加者の皆さまは話をよく聞き、瞬時に判断しながら取り組まれていました。
運動会終了後には、学生も玉入れ競技に参加し、地域の皆さまと一緒に汗を流しました。
また、昼食の時間には同じテーブルで弁当を囲み、日々の暮らしや地域のこと、これまでの経験などについて自然な会話が生まれていました。
競技中だけでなく、こうした何気ない交流の時間にも多くの笑顔が見られ、学生にとっても印象深いひとときとなりました。
参加者の皆さまからは、
「楽しかった」
「学生と交流できてよかった」
「このような機会はありがたい」
といった温かい声が聞かれました。
理学療法を学ぶ上では、身体機能や運動に関する知識だけでなく、相手の立場に立って考える力や、人と人との信頼関係を築く力も重要です。
今回の活動を通して学生たちは、地域の皆さまの視点に立った企画立案、多世代とのコミュニケーション、地域との協働など、教室の中だけでは得ることのできない学びを経験しました。
特に、自分たちが考えた企画に地域の皆さまが実際に参加し、楽しんでくださる姿に触れたことは、今後の学びにつながる貴重な経験となりました。
城西国際大学では、知識や技術を学ぶだけではなく、地域社会との関わりの中で実践する機会を大切にしています。地域の皆さまとともに活動し、ともに学ぶ経験を通じて、将来の専門職として必要な力を養っています。
最後になりましたが、本活動の実施にあたりご協力いただいた芝山町、芝山町社会福祉協議会、あしたばシニア連合会の皆さま、そして運動会に参加された地域の皆さまに心より感謝申し上げます。


