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フードロスと食生活改善0円弁当チャレンジへ奔走 在学生へ50食配布

学部学科

2023.11.06

近隣農家で農作業ボランティアをする学生(右)

0円弁当を配布する学生(左)

国際人文学部国際交流学科3年生20名が「JIU弁当をあなたに」というキャッチフレーズから生まれた“J 愛 You 弁 to You(SDGsな弁当)”という0円弁当を発案し、千葉東金キャンパスで10月18日と11月1日、在学生対象に各50食を配布しました。容器やカトラリーにもこだわり、地球環境に配慮したものを選定しました。

価格高騰や経済的な不安から朝食を抜いてしまう学生が多く、欠食や偏りがちの栄養バランスの改善とフードロス対策として何ができるかという、本学の学修研究活動助成事業に採択された研究活動。同学科の川野有佳教授の指導のもと、学生の食の現状調査やフードロスに関する状況調査などを学び、実際に農作業ボランティアを通して、どのような農作物が市場に出回らず廃棄されるのか、フードロスやフードウェイストの実態を調査しました。
そして、 廃棄される農作物を無償で提供いただけるよう学生たち自ら近隣農家と交渉を行い、また、県内の企業などからもいくつか余剰の食材や廃棄される間際の食材を提供もいただき、さらに栄養学専門の本学、薬学部医療薬学科の酒井健介教授のアドバイスも取り入れてメニューを考案。

在学生のリアルな食生活の調査をすべく、配布に合わせてアンケートも実施しました。今後、11月11日、12日に実施する大学祭では展示発表をし、12月2日には、学修研究活動助成事業発表会にて口頭での発表をすることとなっています。
0円弁当を受け取った学生からは「おいしいし、出費も減らすことができて助かる」と感想が寄せられ、SDGs活動に貢献する取組みとなりました。

配布日、朝から調理をする学生たち

カトラリーにもこだわったお弁当