クラブ・サークル
2025.06.10
賞状を受け取ったデイシー選手(右)と森岡監督
2025年6月5日(木)から8日(日)の4日間にわたり、JFE晴れの国スタジアム(岡山県岡山市)で開催された天皇賜盃第94回日本学生陸上競技対校選手権大会(全日本インカレ)において、本学女子駅伝部から3名の選手が女子5000mと3000m障害に出場しました。
その中で、経営情報学部1年のデイシー・ジェロップ選手が、女子5000mにて2位入賞という快挙を成し遂げました。記録は15分39秒49で、自己ベストを更新するとともに、本学の歴代最高タイムを記録しました。全国トップレベルの学生ランナーが集う大舞台での堂々たる走りは、本学の存在感を大いに示すものとなりました。
なお、女子駅伝部は10月4日(土)開催予定の関東大学女子駅伝対校選手権大会に向けて、さらなる飛躍を目指し日々練習に励んでいます。今後とも、城西国際大学女子駅伝部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。
5000mを走る長島選手
3000m障害を走る佐々木選手
<5000m>
デイシー ジェロップ(経営情報学部1年) 2位
長島 奈南(福祉総合学部3年) 27位
<3000m障害>
佐々木 芽生(経営情報学部1年) 14位
前回の関東インカレでは5位という結果に終わってしまい、とても悔しかったです。 大会前は体が重く感じ、諦めそうになることもありました。スピード練習も本当にきつかったのですが、「やれば楽になる」と自分に言い聞かせながら、前向きに練習に取り組んできました。走れる自信はあるので、今後の大会でも全力を尽くします。「痛みなくして得るものなし」という言葉のとおり、レースに出るたびに、自分の限界に挑戦していると感じています。トレーニングやメンタル面、そしてしっかりとしたレース戦略が何より大事だと思っています。今年の目標は、5000メートルで15分20秒を切ることです。努力を積み重ねて、結果につなげたいです。
デイシー選手は、5月の関東インカレでの悔しさをバネに、日々の練習に真摯に取り組んできました。その成果が実を結び、今大会ではレースの大半をリードする展開の中で、自己ベストを更新。本学新記録となり、見事2位入賞を果たしました。この1カ月間、彼女の取り組みはチーム全体に大きな刺激を与え、共有される財産となりました。また、長島選手は、ケガからの復帰途中という難しい状況の中でも、逃げることなく果敢に挑戦する姿勢を見せてくれました。そのひたむきな姿からは、チームメイトも多くのことを学び、感じ取るものがあったと思います。佐々木選手にとっても、この全国大会という大舞台を経験できたことは、今後の競技人生において大きな力になると信じています。3人それぞれの挑戦と成長が、チーム全体にとって非常に意義のある大会となりました。次なる目標である関東大学女子駅伝対校選手権大会に向けて、引き続き全員で努力してまいります。