学生活動
2026.03.11
私たち学生広報スタッフは、JIUの情報を学内外に学生目線で発信をしています。主に学生へのインタビューやイベントの取材を行い発信しています。
学生広報スタッフ 川島 乙晴(国際交流学科4年)
武川 将明(国際交流学科2年)
2026年1月16日に開催された第14回「OAC学生広告クリエイティブアワード」授賞式において、本学メディア学部メディア情報学科映像芸術コース3年の李泽锴さんが見事、映像部門のグランプリを受賞しました。
このコンテストは学生ならではの自由な発想力や高い表現力が試される場として、毎年多くの注目を集めています。今回、グランプリに選ばれた李さんの作品は、独創的なコンセプトと完成度の高い映像表現が高く評価されました。今回の受賞を受け、学生広報スタッフが李さんにオンラインインタビューを実施しました。

グランプリを受賞したメディア学部李さん
本作では、「気持ちが切り替わること」を“解放”と表現しています。コロナ禍で感じた不安から一歩前進する姿を、航空会社のANAを通して表現したいと考え制作しました。2020年のコロナ禍で日本に入国できなかった当時に感じた、未来への不安感や、コロナ禍の世界観が作品の背景にあります。
タイトル「風の向こうへ」は、飛行機に乗る際に風に乗ることから着想を得たものです。飛行機を単なる移動手段として捉えるのではなく、風の向こう側へ進んでいくことが、新しい世界へ踏み出す象徴となっています。
編集では派手な演出ではなく、日常の中の小さな感情を切り取ることを意識しました。テンポや音の切り替えを工夫し、自然な流れの中で気持ちの変化を感じられるようにしています。30秒という限られた時間の中で、視聴者に向けて、どのように想いを伝えるかが最も苦労した点でした。この短い動画時間の中で「何を言わないか(何を捨てるか)」を基準に構成を練り上げました。時代性を捉えたエモーショナルなメッセージが評価されたと考えています。「コロナ禍の若者の訴え」を代弁し、強い共感を生む作品であること、また旅を“解放”として描いた点が、深いレベルでの旅の動機につながったのだと思います。
文化や価値観が異なることに最初は戸惑うことが多かったです。しかしその経験を通して異なる視点から物事を見る力がついたと思います。映像芸術コースを志望した理由は言語だけでは伝えられない感情や空気感を映像という手段で伝えたいと思ったからです。この作品を通して、留学生として伝えることができたのではないかと感じています。

オンラインインタビューをする学生広報スタッフと李さん
次のコンテストに向けては、これから就職活動が控えているため、一区切りついたら活動しようと思います。この受賞をきっかけに、卒業後は、企業と社会をつなぐコミュニケーションに関わる仕事に就きたいと考えています。
最後に、これからコンテストに応募する皆さんに大切なことをお伝えしたいと思います。制作に取り組む際は、チーム内でのコミュニケーションが大切です。もしこのようなコンテストに応募するのであれば、グランプリだけを目指すんだという強い気持ちで挑戦してほしいと思います。