ハンガリー看護留学
2026.09.03
今日は、心血管疾患の緊急対応についての講義を受けた後、心臓外科や心臓移植後の患者さんが入院する病棟、ICUを訪れました。午後には国会議事堂を訪問しました。
心電図から見つける心臓の異変
講義では、心筋梗塞などにつながる急性冠症候群(ACS)や急性心不全について学びました。特に印象に残ったのは、血圧や脈拍などに大きな異常がなくても、心電図をとることで心臓の異常が見つかる場合があるということです。 急性冠症候群(ACS)は、心臓に血液を送る冠動脈の血流が急に悪くなることで起こります。その原因の一つとして、動脈硬化によって血管の壁にできたプラークが破れ、そこに血のかたまり(血栓)ができることがあります。心電図や血液検査などから心臓の状態を確認し、必要な治療へ迅速につなげることの重要性を学びました。 また、急性心不全では、血圧や全身の血液の流れなどを確認しながら、患者さんの状態に応じて治療を選択する必要があります。心エコーで心臓の動きを確認するほか、心臓から送り出される血液の量などを測定し、全身の血液循環の状態を詳しく調べる方法についても学びました。 救急では、目に見える症状だけで判断するのではなく、検査結果や継続した観察から小さな変化を捉えることが重要だと感じました。 ###
心臓移植後も続く患者さんのケア 心臓外科では、心臓移植を受けた患者さんや人工心臓を装着している患者さん、心不全の患者さんが入院する病棟を訪れました。 移植直後だけでなく、移植から長い年月が経った患者さんも、発熱や下痢などの症状がある際には受診することを知り、心臓移植後も長期にわたる管理が必要であることを学びました。また、病室への出入りの際には防護服を着用するなど、感染対策が行われていました。 手術後はICU、観察室を経て一般病棟へ移る流れになっており、患者さんの状態に合わせて治療やケアを行う環境が整えられていることも印象に残りました。 ###
ハンガリーの歴史を感じる国会議事堂へ 午後は国会議事堂を訪れました!
1904年に完成した歴史ある建物で、壁や天井には植物をモチーフにした美しい装飾が施されていました。中央のドームホールにはハンガリーの聖冠などが収められており、建設には可能な限りハンガリー産の材料が使われたことも知りました。 医療の現場では、患者さんの小さな変化を見逃さず、迅速に対応することの大切さを学びました。午後にはハンガリーの歴史や文化にも触れ、医療と文化の両方からハンガリーへの理解をさらに深めることができた一日となりました
🇭🇺
文責:K.H