地域活動実践
2024.12.10
2024年12月3日・10日の2日間、城西国際大学では、山武地域のサッカークラブチームに所属する中学生を対象に、心肺蘇生とAEDの使用を学ぶ赤十字救急法短期講習会を開催しました。
講習には中学生20名が参加し、日本赤十字社千葉県支部の協力のもと、赤十字救急法指導員である本学教員3名が実技を中心に指導しました。
今回の活動は、本学の総合経営学科教員と理学療法学科教員が連携して実施したもので、地域の育成年代スポーツ選手に対して、スポーツ技術だけではなく、緊急時に人の命を守るための一次救命処置を学ぶ機会を提供しました。
今回の講習では、
周囲の安全確認
傷病者の状態確認
胸骨圧迫
AEDの使用
など、実際の救急場面を想定した実技練習を行いました。
講習では、
「中学生であっても、大切な人の命を救うことができます」
というメッセージを伝え、自分の身近な場所で急病者が発生した場合に、どのように行動するのかを実技を通して学びました。
参加した中学生は、講義だけでなく、胸骨圧迫やAEDの操作を実際に繰り返し練習しました。
スポーツ活動では、けがだけでなく、突然の体調変化など、緊急対応が必要となる場面が生じる可能性があります。
そのため、選手自身も、周囲の安全を確認し、救急要請や心肺蘇生、AEDの使用など、一次救命処置について理解しておくことには大きな意味があります。
今回の講習では、山武地域で日常的にスポーツへ取り組む中学生が、サッカーの練習だけでは得られない「人の安全を守るための知識と行動」について学びました。
今回の講習は、日本赤十字社千葉県支部の協力のもと、赤十字救急法指導員として活動する本学教員3名が担当しました。
城西国際大学理学療法学科では、学生への専門教育だけでなく、教員が持つ救急・安全管理の専門性を生かし、地域住民や育成年代のスポーツ選手を対象とした救命教育にも取り組んでいます。
理学療法士は、病院だけでなく、スポーツ、地域活動、介護予防など、さまざまな場で人の身体活動に関わる専門職です。
そのため、身体機能や運動を支援する知識だけでなく、緊急時の安全確認や一次救命処置について理解することも重要です。
受講後のアンケートでは、
「自分の周りでこのようなことが起きたら、自分から心肺蘇生を行い、人の命を救いたいと思いました」
という感想が寄せられました。
講習を通して、中学生が心肺蘇生やAEDの手順を学ぶだけでなく、緊急時に自分自身が行動することの重要性について考える機会となりました。
城西国際大学理学療法学科では、地域のスポーツクラブとの交流、ウォーミングアップや身体機能に関する活動に加えて、今回のような救命・安全管理に関する教育活動にも取り組んでいます。
スポーツ選手を支えるためには、競技力や身体機能だけではなく、
傷害予防
コンディショニング
安全管理
一次救命処置
など、多面的な視点が必要です。
今回の活動は、地域スポーツと大学の専門教育・社会貢献を結びつけた取り組みの一例となりました。
城西国際大学理学療法学科では、スポーツ理学療法に関する教育・研究に加えて、地域の育成年代アスリートを対象としたスポーツ支援や救命教育を行っています。
また、赤十字救急法指導員として活動する教員など、それぞれの専門性を持つ教員が、学生教育だけでなく地域社会への健康・安全支援にも関わっています。
今後も本学科では、スポーツ、救命、安全管理、地域連携を組み合わせながら、地域の健康と安全に関わる活動を進めていきます。

周囲の安全確認

胸骨圧迫

AEDの使用