【特別講義】地域理学療法学

【特別講義】3年次科目：地域理学療法学

本日は、ゲストレクチャーである鈴木 享之先生をお招きして、「地域理学療法」と「災害・学校保健及び特別支援教育における理学療法」をテーマに、特別講義が行われました。

理学療法士は職場だけでなく、地域社会（現場）へ出て活躍できることを、様々な実体験と事例をもとにお話しいただきました。
また、理学療法を提供する場所の安全性を日頃から確認する意識をもつことは、災害リハビリテーションの第一歩であり、リハビリ中に想定外のことが起こることを予測し、対応できるように備えることは患者さんの安全を守ることにつながることも伝えておられました。

そして、理学療法の知識と技術があれば、例えば遊びや相手を讃える等で用いられるハイタッチ動作を例えにして、児童や生徒の動きや反応に対して、どの様に理学療法評価や治療とし応用するか、実技を交えたレクチャーもして下さいました。

参加した受講生からは、「これまでに学んできた理学療法のイメージとは違った働き方や活躍の場があることを知ることができモチベーションが高まった」、「”こんなこともできるのが理学療法”という考え方を知り視野が広がった」、などの感想が聞かれました。

ゲストレクチャー：鈴木 享之先生
　医療法人社団大成会長汐病院リハビリテーション科副主任
　東京都理学療法士協会　スポーツ局次長・スポーツ理学療法運営担当者
　公益財団法人運動器の健康・日本協会　カリキュラム委員会委員