地域活動実践
2025.09.03
城西国際大学 健康科学部 理学療法学科では、地域住民の健康づくりや身体機能評価に加え、他大学・他職種の学生と協働して地域の健康課題に関わる実践教育に取り組んでいます。
福島県鏡石町で開催された「【福島県立医科大学連携事業】高齢者のための体力測定会」に、本学理学療法学科の安齋紗保理助教、大杉紘徳助教、学生5名が参加しました。
この事業は、鏡石町が福島県立医科大学と連携して実施しているもので、城西国際大学を含む5大学が参画しました。
今回の体力測定会には、各大学から、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師などの医療専門職を目指す学生が参加しました。
城西国際大学の学生は、他大学の学生と協働しながら、参加した高齢者の誘導や測定会の運営サポートなどを担当しました。
一つの大学・一つの専門職だけで活動するのではなく、異なる大学・異なる専門分野の学生と役割を分担しながら地域住民を支援する経験となりました。
医療・介護・地域保健の現場では、一つの専門職だけで対象者を支えるのではなく、さまざまな専門職が情報を共有し、それぞれの専門性を生かして協働することが求められます。
今回の活動では、理学療法を学ぶ学生が、作業療法や臨床検査など異なる分野を学ぶ学生と一緒に活動しました。
学生にとっては、体力測定の補助や地域住民とのコミュニケーションに加えて、自分とは異なる専門性を持つ学生と協働する重要性を実際の地域活動の中で学ぶ機会となりました。
活動後には大学・専門分野を越えた交流も行われ、学生同士がそれぞれの学びや将来の専門職について意見を交わしました。
城西国際大学理学療法学科では、東金市、山武市など大学周辺地域での健康支援に加え、今回のように県外の自治体・大学と連携した地域活動にも参加しています。
地域によって、高齢化の状況や健康課題、医療・介護資源は異なります。
学生が異なる地域の健康づくり活動に参加することは、地域住民の身体機能を評価するだけでなく、地域ごとの特性や、多様な組織・専門職が連携して健康を支える仕組みを考える経験にもつながります。
城西国際大学理学療法学科では、地域住民を対象とした体力測定、健康支援、介護予防などの地域活動に、学生が大学在学中から参加する機会を設けています。
さらに、学内の多職種連携教育だけでなく、今回のような学外活動を通して、他大学・他職種の学生と協働しながら地域住民の健康を支える経験も重視しています。
こうした活動を通して、学生が身体機能評価の知識や技術だけでなく、コミュニケーション、チームでの役割分担、異なる専門職への理解、地域社会との関わり方を学ぶことを目指しています。
今後も城西国際大学理学療法学科では、自治体、大学、医療・福祉専門職との連携を広げながら、理学療法士を目指す学生が地域社会の中で、多職種と協働して健康支援を実践的に学ぶ教育環境を充実させていきます。


