教員活動
2025.11.15
城西国際大学 理学療法学科では、呼吸リハビリテーションをはじめ、医療現場で必要となる専門的な理学療法の教育・研究・実践に取り組んでいます。
2025年11月15日、多摩北部医療センター(東京都東村山市)で開催された「東京都地域リハビリテーション支援事業技術研修会」において、本学理学療法学科の山根主信准教授が講師を務めました。
研修会では、地域医療・リハビリテーションに携わる専門職を対象に、「呼吸リハビリテーションで用いる評価と治療手技」をテーマとした講義・実技指導を行いました。
呼吸リハビリテーションでは、患者の呼吸状態を把握し、その結果に応じて適切な介入方法を考えることが重要です。
研修では、聴診器を用いた呼吸音の確認や、胸郭の動き・筋緊張などを確認するフィジカルアセスメントについて解説しました。
さらに、得られた評価結果をもとに、どのように治療方針を考えるのかについて、デモンストレーションを交えながら説明しました。
単に手技を学ぶだけでなく、「評価する→状態を判断する→治療方法を選択する」という理学療法の臨床思考を含めた研修となりました。
実技では、患者の呼吸を補助したり、排痰を支援したりする際に用いられる呼吸介助手技について指導しました。
座位や側臥位など、患者の姿勢に応じた具体的な方法について、参加者が実際に身体を動かしながら確認しました。
呼吸リハビリテーションでは、疾患についての知識だけでなく、呼吸状態、胸郭運動、姿勢、身体機能などを総合的に評価し、個々の状態に合わせて理学療法を組み立てる力が求められます。
今回の研修では、実際に地域医療に携わる専門職へ、こうした評価・治療の考え方と技術を共有しました。
山根助教は、呼吸リハビリテーションを専門領域の一つとして、専門職を対象とした研修会等でも講師を務めています。
城西国際大学理学療法学科では、教員が臨床・研究・専門職教育で培った専門性を、学生への講義や実習にも還元することを重視しています。
学生は、理学療法の基礎知識だけでなく、呼吸状態の評価、姿勢や身体機能の捉え方などについて、専門分野を持つ教員から学びます。
城西国際大学理学療法学科では、スポーツ、運動器、神経、地域リハビリテーションなどに加えて、呼吸リハビリテーションや内部障害に関する理学療法についても教育・研究を行っています。
本学科の教員は、それぞれの専門領域で研究や臨床・地域活動、専門職教育に取り組み、その知見を学生教育へ生かしています。
今回のように、現職の医療専門職を対象とした技術研修会で教員が指導を担当していることも、本学科における専門教育と地域・臨床とのつながりの一例です。
今後も城西国際大学理学療法学科では、臨床・研究・専門職教育と大学での理学療法教育を結びつけ、専門性の高い理学療法を学ぶ教育環境の充実を進めていきます。