教員活動
2026.08.28
城西国際大学 健康科学部 理学療法学科の深谷泰山助教が、専門分野であるストレッチングについて科学的根拠から解説した書籍、『エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた』を出版しました。
ストレッチングは、理学療法をはじめ、リハビリテーション、スポーツ、コンディショニングなど幅広い場面で用いられています。本書では、日常的に行われているストレッチングについて、**「なぜその方法を行うのか」「どのような効果が期待できるのか」**という疑問を、研究によって得られたエビデンス(科学的根拠)をもとに解説しています。
理学療法やスポーツの現場では、目的に応じて適切な運動方法を選択することが求められます。
本書では、ストレッチングに関するさまざまな疑問をQ&A形式で取り上げ、それぞれについて科学的な知見をもとに解説しています。また、豊富な写真を用いながら、さまざまなストレッチング方法を具体的に紹介しています。
ストレッチングを単に「身体を柔らかくする方法」として捉えるのではなく、目的や対象者に応じて、科学的根拠をもとに方法を選択するという考え方を学ぶことができる内容となっています。
理学療法士には、患者やスポーツ選手の身体機能を評価し、その結果をもとに適切な運動療法やリハビリテーションを選択する力が求められます。
そのためには、経験だけに頼るのではなく、研究によって得られた科学的知見を理解し、目の前の対象者にどのように活用するかを考えることが重要です。
今回の書籍は、ストレッチングという身近な運動を、エビデンスに基づいて考え、理学療法やスポーツの実践につなげるという本学科教員の専門的な取り組みの一つです。
城西国際大学理学療法学科では、身体運動やリハビリテーションを科学的に分析し、その知見を理学療法の実践へつなげる教育・研究に取り組んでいます。
スポーツ理学療法、運動療法、身体機能評価などの領域においても、単に技術を習得するだけではなく、「なぜこの評価を行うのか」「なぜこの運動を選択するのか」「その効果にはどのような科学的根拠があるのか」を考えることを重視しています。
教員がそれぞれの専門分野で行う研究や学術活動を教育へ還元することで、学生がエビデンスに基づいて身体を評価し、適切な理学療法を考える力を身につけることを目指しています。
今後も城西国際大学理学療法学科では、研究・教育・臨床やスポーツ現場での実践を結びつけ、科学的根拠に基づく理学療法教育を推進していきます。
発表日:2026年7月21日
書籍名:「エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた」
執筆者:中村雅俊,武内孝祐,深谷泰山(編集:中村雅俊,三木貴弘)
出版社:医学書院,東京