本ゼミでは、観光を文化活動の一形態として捉え、文化の視点から多角的に理解することを目的としています。文学・映画・音楽・言語・メディア経済など、さまざまな文化領域における観光現象を対象に、観光を単なる経済活動ではなく、文化的表現および社会的コミュニケーションの場として分析します。
ゼミ活動では、学生による発表と議論を中心に、日本の文化コンテンツを文化的価値と経済的側面の双方から考察します。その過程で各自の関心に基づいた研究テーマを設定し、卒業論文または卒業制作へと発展させていきます。研究指導は、テーマ設定からデータ収集・分析、執筆・制作に至るまで一貫して行います。
また、将来観光関連分野で活躍するために、日本文化を的確に理解し発信する力と、異文化への理解と共感に基づくコミュニケーション能力の育成を重視しています。メディア系のテーマに取り組む学生は、AIプロンプトの応用を学び、観光に関するアプリ開発や映像・音楽制作などの実践的な卒業制作に取り組むことも可能です。留学生については、日本語運用能力の高度化に加え、日本人学生との協働を通して専門的な英語表現力の向上を目指します。
授業では教科書は使用せず、オリジナル教材(PDF)を用いて指導を行います。本ゼミは、主体的にテーマを発見し研究を構築する姿勢を重視しており、積極的な参加と発言が求められます。観光を通して文化・経済・メディアに関心を持ち、将来観光産業や文化事業に携わりたい学生に適したゼミです。