フィールドワーク
2026.04.17
2月18日(アジア圏における旧正月に相当する日)、市原市および千葉市が合同で企画した「工場夜景資源のインバウンド観光における夜間コンテンツとしての活用可能性」を検証する実証実験に、本学の留学生がモニターとして参加しました。
当日は、JR千葉みなと駅近傍の千葉みなと旅客船さん橋より出航するクルーズ船に乗船し、約70分間にわたり工場夜景クルーズを体験しました。加えて、市原市の養老川臨海公園に上陸し、臨海工業地帯の夜景を間近に体感しました。
さらに、シーサイドレストラン・サントリーニにおいて夕食をとりながら、本コンテンツの実装に向けた検討会にも参加し、留学生の視点から関係者の方々と意見交換を行う機会をいただきました。
本稿では、その体験を通して、学生たちが考えたことを共有します。
今回、乗船した「あるめりあ」号
○ 観光学部2年 秦 苗苗
今回、市原市よりお声がけいただいた観光イベント造成事業に参加することができ、大変うれしく思いました。
私は、今回初めて船に乗り、日本の夜の工場地帯を間近で見る体験をしました。船上から眺めた夕日はとても美しく、とくに強く印象に残っています。工場に近づくと、その巨大な外観や実際に稼働している様子に圧倒されました。微かに聞こえる機械の動く音や夜に近づくにつれ見えてきた炎が立ち上る光景には迫力があり、忘れられない体験となりました。観光プロジェクトとして発展させる可能性は十分にあると感じました。
一方で、今回は、インバウンド向けの造成事業ということでお誘いいただきましたが、外国人観光客にとっては、工場夜景を楽しむ風習はないので、その魅力が直感的には伝わりにくい面もあるかもしれません。しかし、日本ならではの独特な雰囲気があり、とくに工場夜景に興味のある方にとっては非常に魅力的な体験になると思いますので、普段なかなか目にすることのできない景色だからこそ、多くの人に一度は体験してほしいと感じました。
夕景も素敵な工場地帯
工場に映し出されたプロジェクションマッピングも楽しみました
○ 国際人文学部3年 Bilguun Enkhbayar
初めてのクルーズツアーは、同じ日本語の授業に参加している友達4人と一緒で心強く、終始楽しい時間を過ごせました。また、私たちにとってお正月にあたる特別な日(2月18日)に、船上から眺めた日没は格別で、幸先の良い一年の始まりを感じさせてくれました。
クルーズならではの魅力は、東京湾に広がる夕景だけでなく、初めて見る工場夜景、とくに、フラミンゴの形をした建物の照明は印象的でした。こうした非日常的な光景に終始興奮しました。
また、参加者に振る舞われた夕食は、本格的で忘れられない味わいです。さらに、その夕食の席では、他の参加者の方々と交流し、様々な意見を交換できたことも貴重な経験になりました。美しい景色と素敵な出会いに恵まれた、最高のクルーズツアーでした。
工場夜景を間近で体感しました
インバウンド向けツアーとしての実装検討会に参加した際の様子
○ 国際人文学部3年 MOON HEEWOONG
日本に来て船に乗ったことも初めてだったし、クルーズツアーに参加することも初めてで、すごく楽しい体験ができました。とくに、船に乗って、水平線に夕陽が沈む光景を見れたことは、忘れられないほど感動的でした。いつも遠い距離で見ていた工場をこんなに近くで見たことも珍しくて素敵な体験となりました。
その視察の後で、夕食をとりながらミーティングを行いました。食堂のインテリアや雰囲気もいい感じで、気軽に食事を楽しめました。その席で、関係者の皆さんとともに意見を共有することも楽しかったです。
とくに、今回の視察では、同じ授業で会った留学生の友達と一緒の時間を過ごせたことはとてもいい経験でした!また、企画自体も、とても素敵な企画だと思いました。留学生として、こんなに素晴らしい経験ができたことに感謝しています。
水平線に夕陽が沈む光景を記念写真としておさめました
日本語の授業に参加している仲間たちとデッキで記念写真を撮影しました