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JIUオリジナルのクラフトビール「東李」を観光コンテンツに育てます② ~ビール醸造の仕込み作業に挑戦しました~

プロジェクト

2026.08.04

~ビール醸造の仕込み作業に挑戦しました~

「東李」の醸造をおこなっていただく祭醸造で、「観光プロジェクトB」の履修生が「東李」の仕込みに挑戦しました。仕込み作業では、麦芽と温水を混ぜてビールの素となる麦汁を作り、そこにホップや果汁などを加えていきます。その後、麦汁は発酵と熟成の工程へと進み、時間をかけてビールらしい香りと味わいになります。

これから仕込みに挑みます

醸造エリアにある発酵タンク

ビールの素となる「麦汁」の味見もしました

今回は麦汁に加える副原料プラムを濾す作業を行いました。学生たちはペースト状のプラムをガーゼ袋に入れ、ゆっくりと果汁をしぼりました。果実(実の部分)が入ってしまうとビールの品質に影響するため、思いのほか力のいる作業でしたが、声をかけながら交代で丁寧に濾しました。先日東金のプラム農園で収穫を手伝ったプラムが、実際にビールになる工程を目の当たりにし、学生たちは感慨もひとしおのようでした。

プラムペーストを濾す作業

また、醸造士の方からは、原料選びがビールの味わいに与える影響など、醸造にまつわる貴重なお話をうかがう機会もあり、学生たちは熱心に質問を重ねていました。学生たちからは「地域の素材を活用して観光まちづくりをする現場に立ち会っていると強く感じた」や「自分たちのビールだと実感が湧いてきた」など、学びの深まりを感じる声が聞かれました。

質問に熱が入りすぎて醸造士の方を困らせる学生たち

作業後、祭醸造人気のビールもごちそうになりました(履修生は全員成人です)

タップからビールを注ぐ体験もしました

JAPAN GREAT BEER AWARDS 2025 銀賞受賞の「撫子」もテイスティングしました

今回仕込んだビールは、発酵と熟成を経て、9月頃完成予定です。完成後はいよいよ東金市内の観光施設やイベントでの販売となります。観光コンテンツとして地域の魅力発信に繋がるよう履修生一丸となって活動していきます。

私たちの「東李」をどうぞよろしくお願いします

3年生 秦苗苗
もともと醸造の過程に興味があったため、この授業を履修しました。仕込みの当日、まずは醸造家の方から作業内容や注意事項について説明を受けました。その後、全員が衛生キャプを着用して醸造室に入り、醸造中のいくつかの発酵タンクを見学しました。室内には発酵による独特な香りがあり、普段なかなか見ることのできない醸造の現場を直接体験できたことがとても新鮮でした。

今回は、プラムを副原料としたビールを作る体験の一環として、ペースト状のプラムを細かい網袋に入れて、果汁を絞り出す作業を行いました。プラムペーストは粘り気が強く、簡単には果汁が出てこなかったため、かなり力を入れて何人かで協力しながら絞る必要がありました。すべてのペーストを絞り終えるまで、なんと2時間以上もかかりました。一見すると簡単そうな作業でも、実際にやってみると根気と体力が必要であることが分かりました。

また、作業中にはペーストが勢いよく飛び散り、服に付いてしまうなど、さまざまなハプニングもありました。しかし、みんなで笑いながら協力して作業したことで、単に見学するだけではなく、「自分たちで作ったビール」という感覚を強く持つことができました。今回の体験を通して、ビールの醸造について多くの知識を学ぶとともに、協力することの大切さや、ものづくりの大変さも実感しました。とても楽しく、印象に残る貴重なプログラムでした。

作業内容を熱心に聞く秦苗苗さん(右から2人目)

3年生 神宮 雪乃
「東李」は、東金市の特産品であるプラムを使ったクラフトビールです。前回は「サマーエンジェル」という品種を使用しましたが、今回は「太陽」という品種を使って醸造します。今回、醸造してくださる方から「プラムの品種が変わることで、香りも変わってくる」と教えていただきました。味だけでなく、香りにもどのような変化が出るのか、完成したビールを飲むのが楽しみです。

「東李」を試飲した際は、プラムのフルーティーな香りと爽やかな酸味が感じられ、果実の味わいもしっかりと楽しめました。甘さだけではなく、ほどよい渋みや苦みもあり、すっきりとした印象もありました。また、オーツ麦によるなめらかな口当たりも特徴的でした。今回は「サマーエンジェル」から「太陽」に品種が変わることで、前回とはまた違った味や香りの「東李」になることが期待されます。東金産プラムの品種の違いにも注目しながら、完成を楽しみに待ちます。

仕込みを終えて充実した表情の神宮さん(左)

3年生 小林 翔
今回、東金のプラムを使用したクラフトビール「東李」の醸造に取り組みました。「東李」を通じて、東金という地域の素晴らしさを感じてもらいたいです。実は、私自身もこの授業を受けるまでは、東金がプラムの産地であることを全く知りませんでした。そのため、「東李」を口にした時に、この美味しいビールが東金のプラムから生まれていることを誇りに思えるように仕上げたいと感じました。だからこそ、私が知らなかったように、地元の方々にもその魅力をもっと届けたいと考えています。

今後は、販売イベントへの参加やSNSを通じて情報発信を行い、東金に方々に「東李」を知ってもらい、地域の新しい名物のように愛してもらえる存在にしていきたいです。

醸造エリアで楽しそうな小林さん(左)