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 「えっ、どうして?」から広がる文化への理解 ― 統合日本語中級の発表活動 ― 

留学生別科

2026.11.06

 B2クラスの「統合日本語中級」では、第14課「カルチャーショック」の学習を踏まえ、「日本で気づいた文化の違い」をテーマに、PowerPointを使った発表活動を行いました。 

 出発点となったのは、学生が日本で生活する中で感じた「えっ、どうして?」という疑問です。CD・DVDの販売、年金制度の違い、食文化の違い、マナーの違い、困ったときにどうするか、服装など、身近な出来事からテーマを選び、自国との違いを比較し、その理由を予想後、日本人や同国出身者へのインタビューを行いました。それを通して、異なる立場や経験からの考え方に触れ、自分の予想を検討しました。 

 授業では、読み物「文化について考える」を通して、国や地域に異なる文化が共存する「多文化」に加え、一人ひとりの中にも複数の文化的な経験や価値観が共存する「複文化」という考え方を学びました。同じ国の出身者であっても感じ方が異なることや、日本での経験によって見方が変わり得ることにも目を向けました。 

 「統合日本語中級」では、読む・聞く・話す・書くという日本語の力を、内容を理解し、自分で考え、他者に伝える活動の中で総合的に育てています。 

 

 学生たちは、経験、比較、インタビューの結果、そこから得た気づきをPowerPointにまとめ、日本語で発表しました。発表後には学生同士で評価やコメントを交換し、自分の発表を振り返りました。 

 今回の活動は、文化の違いを紹介するだけでなく、複数の視点から考えたことを日本語で伝え合い、多様な価値観への理解を深める学びとなりました。