就職・キャリア
2025.12.23

株式会社アルティーリの企業賞を受賞

プレゼンする学生たち
「千葉限定キャリアインカレ2025」(主催:千葉県インターンシップ推進委員会)の決勝大会が、12月17日に千葉ペリエホール(千葉県千葉市)で開催され、国際人文学部国際交流学科2年生の3名が出場し、見事優勝に輝きました。
今年で8回目の開催となる本大会は、千葉県内の大学生・大学院生を対象に、県内企業3社の協力のもと、各企業が“今”抱えている課題をテーマとして出題されるビジネスコンテストです。学生たちは、その課題に対する解決策を提案します。
今年度は183名が参加し、55チームがエントリーしました。その中で、国際交流学科2年生の渋谷春音さん、山内音葉さん、武川将明さんの3名で結成された「JIUアックス」が事前の書類審査を経て、株式会社アルティーリから企業賞を受賞しました。さらに、課題洞察力や社会革新性など評価され、プレゼンテーション及び質疑応答を行う決勝大会に進出する6チームの一つに選出されました。
今回の出場は、本学が推し進める学生のキャリア形成支援の一環であるキャリア形成・就職センター主催「実践型キャリアワークショップ」のプログラムとして取り組みました。
JIUアックスの3名は、限られた時間の中で企業研究から取り組み、キャリア形成・就職センターの職員からのアドバイスを受けながら準備を進めてきました。決勝大会では、「アルティーリ千葉×SDGsによる地域課題解決」をテーマに、健康・環境・福祉の3つを軸とし、本学と共同で取り組む『ウェルビーイングシティー千葉』を提案しました。

書類審査に向けて話し合いをおこなう学生たち
7分間という短いプレゼンテーションの中で会場全体を巻き込む発表を行い、審査員の心を動かした結果、優勝と企業賞のダブル受賞となりました。審査員からは「実現に向けたプランがしっかりしており、プレゼンの熱量も非常に高かった」とコメントをいただくことができました。
この結果について学生たちは「3人それぞれ意見の方向性が異なり、ぶつかることもあったが、それを乗り越えることでチーム力が確実に高まった。書類審査の時点から通過できるかとても不安だったなか、指導いただいたキャリア形成・就職センターの皆さん、サポートしてくださった先生方、支えてくれた友人、家族に感謝したい」と喜びを語ってくれました。

質疑応答にも笑顔で答えるJIUアックス

左から山内さん、渋谷さん、武川さん
本学は2022年度に初めて同大会の決勝大会に進出。そして今年度、初めての優勝を果たしました。今後は、今回の提案が実現できるよう、引き続き取り組みを進めていきます。