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(2日目を開催) 東京都が実施する「2025年度大学等と連携した観光経営人材育成事業」 | (Day 2 Report) “Human Resource Development in Tourism Management 2025” in collaboration with Tokyo Metropolitan Government.

開催報告

2025.10.19

 

2日目となる今回は、データサイエンスのグループワークを行うなど実践的な学びを深めた


2025年10月19日、東京紀尾井町キャンパスで、東京都内在住または在勤の方を対象にした「2025年度ナイトタイム観光サーティフィケイトプログラム開発に向けた講座」の2日目を開催しました。

本講座は本学経営情報学部が担当し、経営情報学部と大学院国際アドミニストレーション研究科それぞれに所属する石井伸一教授、赤木徳顕教授、黒澤武邦教授そして小松悟朗准教授が講座を実施しました。

全4日程の2日目となる10月19日は、「イールドマネジメント」、「データサイエンス」そして「海外事例」という講義が中心となりました。

「イールドマネジメント」では、石井伸一教授が登壇。観光産業で重要な「顧客単価をいかに上げるか、持てる経営資源を最大限に活用し、収入をいかに増やすか?」という問いに対して、イールドマネジメントの理論を外観したのち、受講生はさまざまなケーススタディを通して学びを深めました。

続く「データサイエンス」では、赤木徳顕教授がデータサイエンスと統計学の基礎知識を説明したのち、グループワークをもとに実際にデータ分析を行いました。カイ二乗検定や時系列解析という高度な手法をわかりやすく説明し実際のデータで分析を行ったことで、受講生はナイトタイム観光でのデータサイエンス活用について学びました。

最後の「海外事例」では、黒澤武邦教授が海外視察の報告と、そこから得られた知見をまとめました。近年観光開発が著しいドバイ、シンガポールでの現地視察、特にナイトタイム観光事例として都心と郊外のアクティビティについての報告をもとに、東京都のナイトタイム観光振興への示唆を考察しまとめました。

今回は座学の講座が中心でしたが、受講生は12月の2回にわたるフィールドワークに向けたナイトタイム観光の基礎知識ならびに分析手法について多くの視点と示唆を得ることができたようでした。

今後の本講座に関して詳しくは、以下の本学または東京都の記事をご覧ください。

大学HP
https://www.jiu.ac.jp/events/detail/id=19426

東京都HP
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/08/2025080720

※本講座の募集受付は終了しました。
 

 

石井教授によるイールドマネジメントの理論を熱心に聞く受講生たち

 

 

本年度の講座では受講生間のネットワークづくりも積極的に行っている