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コミュニケーション・インターンシップ in 台湾(2018年度):学生の視点から 外国語教育

2018年9月13日から21日までの8泊9日、コミュニケーション・インターンシップ in 台湾に参加した学生13名のうち、1年生3名にロングインタビューしました。

国際交流学科1年 大竹 乃阿・野村 優花・相樂 里歩
(聞き手:三島 武之介 助教)

 

台北城市科技大学では何をされましたか?

日本語教育の授業を行いました。台湾で最初の授業と最後の授業となりましたので、とても印象に残っています。

 

学生たちの様子はいかがでしたか?

彼女らはとても気さくで親しみやすく、授業だけでなくプライベートでも付き合うことができました。

一方、授業では、すごく集中して受けてくれました。最初の授業は特に、不安だった私たちにとって大きな自信となりました。たくさん質問もくれて、会話を通じて私達もする私たちも勉強になることが多かったです。

 

例えば、どんな会話をしましたか?

フリートークの中で、彼女らがどれだけ日本が好きか、どれだけ日本に行きたいかがすごく伝わってきました。

それを受けて、私たちからは、日本のさまざまな文化・慣習についてたくさん教えました。すると彼女らは、台湾の有名な観光地、街のオススメのスポットを教えてくれました。

 

淡江大学では、何をしましたか?

日本語教育実習を毎日行いました。私たちJIUの学生は4つのグループに分かれ、1クラス100分ぐらいの授業を1日に1コマか2コマ、教えました。各自合計10コマ程度の授業を担当しました。準備は大変でしたが、とても充実していました。

 

稲江高校と泰北高校では何をされましたか?

日本語教育実習と交流会をしましたが、明るく活発な生徒ばかりで、教えている私たちまでもが、元気になれました。

 

日本語の授業では何をしましたか。

一緒に研修に参加した国際交流学科の先輩方のご指導で、日本語ゲームの進行役を1日行いました。急にいただいた話で戸惑いましたが、おどおどした態度や様子を生徒に見せないように努めました。

私たち1年生の誰が指揮をとるのか、誰がどこの役割をやるのかと決めたものの、いざ生徒の前に立つと、先輩方のようにスムーズに進めることはできませんでした。先輩方の偉大さに気付かされました。

 

最後に、これから研修に参加される方へのメッセージをお願いします。

この研修を通じて、教えることの難しさはもちろんのこと、楽しさや大切さを私たち全員が学べました。

当初はもちろん不安もあり、未熟な私たちが教えることができるのかといった葛藤もありました。ですが、引率の林先生、13人のインターンシップ参加者の仲間たち、現地の先生方、そして真剣に授業を受けてくれた学生たちがいてくれたおかげで、とても貴重な体験ができました。

さらに、インターンシップ参加者全員で協力しながら授業を進められたことも、大切な財産になりました。研修も終わりましたので、それぞれが別の生活を送っていますが、台湾で学んだ“協力することの大切さ”を忘れずに、これからJIUでの学生生活を過ごしていきたいと思います。インタビュー、ありがとうございました。