学生活動
2026.04.28
アフリカ大陸南東部、タンザニアやモザンビークに隣接するマラウイ共和国。
この地でJICA海外協力隊として活動する本学科卒業生・亀井真季さんは、現地での暮らしを通して「自分の目で見ること」の大切さを改めて実感したといいます。支え合いながら生きる人々との出会いは、幸せや豊かさに対する価値観を大きく広げました。
協力隊に参加してよかったと思うことは、改めて「自分の目で見ること」の大切さを痛感できたことです。また、様々な経験を通して視野が大きく広がりました。
中学生のころに見た、アフリカの生活や医療に関する内容のテレビ番組がきっかけで国際医療に興味を持ちました。下痢性疾患で命を落としている子どもたちが多くいることに衝撃を受けたのと同時に、裸足で破れた服を着た子どもたちを見て、当時は「かわいそう」と感じていた自分がいたことも覚えています。
実際にマラウイに来て生活をしていると、お金を持っていなくても、周りの人を思いやり支え合う豊かな心を持つ人が沢山いたり、昼夜問わず大きな笑い声があちこちから聞こえてきたり、泥だらけになりながら笑顔で楽しそうに駆け回る子どもたちがいます。素直に人間らしくて素敵だなと感じます。幸せの価値観は人それぞれであり、物がないから不幸とは限らないと思いました。
日本で生活していると、アフリカの国について知る機会も得られる情報も限られていて、少し目にした情報で無意識に思い込んで物事を判断していたことに改めて気づきました。数日間の滞在とは異なり、慣れない環境で価値観の異なる現地の人と仕事や生活をすることは、戸惑うことばかりでした。それでも日々「生きてるな~」と感じられる充実感は、協力隊ならではだと思います。
また、当たり前にあった電気、水、ガス、整備された道路や車、選択肢の多い食事など自分がどれほど恵まれた環境で育ってきたのかにも気づきました。小さなことにも幸せを感じられるようになり、日本の良さを再認識できたことも、良かったと思います。
次回は、配属先で出会った忘れられない母子のエピソードを紹介します。
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村でお母さんたちと話し合う亀井さん
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ヘルスセンターでの活動の様子