学生活動
2026.04.29
配属先のヘルスセンターから病院がない村へ医療従事者が出向く活動があります。派遣当初、家庭訪問で出会った1歳の男の子の出来事がとても印象に残っています。
数日間、発熱と咳が止まらず、ご飯も食べられていない状況でした。病院の受診が望ましい状況でしたが、村から病院まで徒歩で2時間以上かかり、道も悪く車は通れません。日陰もない炎天下の中、子どもを背負って歩いていくしか方法がない状況です。医療機関へのアクセスの問題があることは知っていましたが、いざ状況を目の当たりにすると、現地語も理解できず何もできない無力感とショックでした。
アクセスや費用に関しては専門家ではない私には解決が難しいです。しかし、この経験を通して、途上国の医療が脆弱な農村部において、予防啓発がどれだけ重要か実感しました。知識があれば病気を予防することも、最低限の対処もでき、病院に行かなければいけないサインにも気づくことができます。幸い、地域の人の知り合いが交通手段を手配し、無事に病院受診することができたと聞きました。
マラウイの人はたとえ裕福ではなくても支え合って生きていて、課題を知ることができたのと同時にこの国の温かさも感じることができました。
次回は、停電や断水もあるマラウイでの日常と、その中で培われた力についてお届けします。
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お母さんと子どもに寄り添う亀井さん
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子ども達に囲まれて過ごすひととき