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9月1日(火)ハンガリー留学 15日目

ハンガリー看護留学

2026.09.02

9月1日(月)ハンガリー留学 15日目 脳卒中から救命、放射線検査まで!幅広い医療現場を見学しました🧠🏥✨

 

今日は、脳卒中についての講義を受けた後、神経科やER(救急外来)で実際の医療について学び、さらに心肺蘇生(CPR)の演習を行いました。午後は放射線科でPET-CTについて学びました。


脳卒中は「早く気づき、早く伝える」
午前中の脳卒中の講義では、虚血性脳卒中と出血性脳卒中の発症の仕組みや症状、検査、治療方法について学びました。血栓溶解療法や、症状が一時的に現れて消失するTIA(一過性脳虚血発作)についても学び、早期に異変に気づくことの重要性を改めて感じました。 特に印象に残ったのは、脳卒中の症状を早く発見し、正確に情報を伝えることの大切さです。症状を正しく伝えることで、脳卒中に対応できる救急車を派遣することができるそうです。また、子どもの頃から脳卒中の症状について学ぶ取り組みもあり、祖父母と過ごす機会が多い中で、身近な人の異変に早く気づけるようにすることが重要だと知りました。

神経科・ER・心肺蘇生から学ぶ「変化に気づく力」
 その後の神経科見学では、3段階のケアレベルに分かれた病棟や観察室、隔離室などを見学しました。脳卒中の患者さんへの治療だけでなく、酸素投与や人工呼吸器、モニターを使用した管理も行われていました。また、睡眠検査室では睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどについて説明を受け、睡眠と循環器疾患、脳卒中とのつながりについても学ぶことができました。 さらに、院内での心肺蘇生(CPR)についての講義を受けた後、胸骨圧迫や、**バッグバルブマスクという器具を手で操作して肺に空気を送り込む人工呼吸**の演習を行いました。心停止に至る患者さんの多くでは、その数時間前からバイタルサインに変化がみられることを知り、救命処置の技術だけでなく、「患者さんの小さな変化を捉え、心停止に至る前に対応することの重要性」を学びました。ER(救急外来)では、患者さんの状態を迅速に判断し、必要な検査や治療へつなげていく救急医療の実際について学びました。

現地での出会いから広がったPET-CTの学び
 
午後は、ハンガリーで知り合った軍事病院の放射線技師の方に紹介していただき、放射線科でPET-CTについて学ぶ機会をいただきました。 PET-CTでは、がん細胞が正常な細胞よりも多くのブドウ糖を取り込む性質を利用します。検査では、**ブドウ糖に似た構造をもち、放射性同位元素のフッ素18(¹⁸F)を含む薬剤(FDG)**を体内に投与します。がん細胞などにFDGが多く集まると、そこから放出される放射線をPETで捉えることができます。さらにCT画像と組み合わせることで、その場所や広がり、転移の有無などを詳しく調べることができます。また、検査に使用する放射性医薬品は時間とともに放射能が弱くなるため、準備から投与、検査まで細かく管理されていました。放射性医薬品を扱う作業の一部をロボットが担い、医療従事者の被ばくを減らす工夫がされていることも印象に残りました。
脳卒中の早期発見から神経科での治療、救急医療、心肺蘇生による救命、そしてPET-CTまで、幅広い医療を一日で学ぶことができました。また、ハンガリーで出会った方とのつながりから、新たな学びの機会が生まれたことも、今回の海外研修ならではの経験でした。人との出会いやつながりを大切にすることが、自分たちの学びをさらに広げてくれることを実感した一日となりました。 文責:A.H