JIU薬学生
2025.04.07
2025年3月27~29日に開催された日本薬学会 第145年会(福岡)において、川久保莉花さん、渡辺愛美さんの2名が研究発表を行いました。
研究タイトル
川久保さん:Azone模倣構造を有するイオン液体の皮膚透過促進効果:イオン液体構成成分である脂肪酸種の影響
薬物の皮膚透過性を高めるために使用する経皮吸収促進剤をイオン液体技術を用いて作成し、その促進効果を調べました。
渡辺さん:医療従事者が使用する手袋を介した化学物質透過性および膜中濃度に関する研究
医療従事者は抗がん剤調製時に、抗がん剤を暴露する可能性が高まります。そのため、医療従事者は、ガウンや手袋などの防護をしますが、手袋は、材質によって抗がん剤を透過させます。したがって、どの素材がより防御力が高いか調べました。