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ハワイ短期留学プログラム:学生の声5

海外留学

2023.03.06

2/24(金)より7泊9日で、1年生~3年生の8名の学生が、世界最大規模の観光地「ハワイ」にて短期留学プログラムを実施しております。
今回は、留学プログラム開始以降(ハワイ到着後5日目)、6日目の報告となります。
本日も、昨日に引き続き、本短期留学プログラムの第二の目的である「(2)協定校であるリーワード・コミュニティカレッジとの交流プログラム「Malama Hawai'i~アロハ・スタディツアー」に参加し異文化交流の価値を体験すること」を実施しました。
本短期留学プログラムの様子は、定期的に掲載していきますので、ご期待ください!

マカプウ・ライトハウス・ロードからの絶景

○観光学部2年 入江 愛思

現地5日目の午前中は、リーワード・コミュニティカレッジの教員(今回のツアーをアレンジしてくださったアヤ先生とモニカ先生)、リーワード・コミュニティカレッジの学生3名とともに、ワイキキから東に約1時間の岬にあるマカプウ・ライトハウス・ロードでハイキングを実施しました。

その前に、ワイキキからのタクシー移動の道中、ハロナビーチに差し掛かったところで「ここは、映画『Pirates of the Caribbean(パイレーツ・オブ・カリビアン)』のロケ地で、今はファンの聖地になっているんだよ!」とドライバーさんから教えて頂きました。
そこで、タクシーを途中下車し、視察することとしました。私たちが日本で学んできた<ファンツーリズム>や<フィルムツーリズム>の聖地巡礼先として、世界中の観光客が喜んでいる姿を見て、「景色だけでなく、こうした映画の撮影地だったという価値が上乗せされている観光地はステキだ」と思いました!

その後、再度タクシーに乗り込み、マカプウ・ライトハウス・ロードへ向かいました。到着して早々、ハイキングを開始。リーワード・コミュニティカレッジの学生と様々な話をしながら歩きました。ここでは、言葉が通じないことがあっても、英単語やジェスチャーを使って諦めずに伝えることの大切さを学びました。
それと、今回のハイキングツアーを通しての最大の収穫は、「ワイキキだけがハワイの全てではない!」ことへの気づきでした。喧騒を離れ、自然の中でハイキングすることで得られる健康と心の安らぎは、観光において重要な価値だと思いました。

マカプウ・ライトハウス・ロードでのハイキング中の記念撮影

○観光学部2年 横須賀 未蘭

午前中のマカプウトレイル(マカプウ・ライトハウス・ロード)でのハイキングのあとは、ワゴンでハワイ大学マノア校に移動し、見学を兼ねてランチをしました。(※リーワード・コミュニティカレッジは、ハワイ大学機構のコミュニティカレッジの一つにあたる)

まず、このハワイ大学を訪れ、海外の大学は規模が大きい大学ならば、チェーン店が敷地の中に立地していることを知りました。私たちの大学の近傍にあるスターバックスもキャンパス内に店舗がありました!
また、昼食時に、リーワード・コミュニティカレッジの学生と話していて気がついたのは、彼らはアニメやPOPカルチャーなどで使われている日本語に興味を持っており、共通の話題のネタになることがわかりました。おかげで、足りない英語力でも充分コミュニケーションが取れました。

昼食後は、ワイキキ市内を西に30分ほど移動し、Hawaii Foodbankという施設でボランティアを実施しました。
現地に到着して最初に思ったことは、私たちが出発前にレクチャーを聞いてイメージしていた施設とは違っていて…「あれ、この倉庫で何をするのだろうか?」という違和感でした。ただ、作業内容などの話を聞いて、観光産業がハワイのコミュニティに根付くための重要な施設だということはすぐに理解できました。
ここは、スーパーやホテルなどから「賞味期限が近い商品や箱が汚れてしまっただけで中身に問題は無いけど売れない商品」や個人の「ドネーションとして送られてきた調理品」が集められている場所でした。その集められたものを、ここのスタッフの人が仕分けをして、ボランティア団体や教会などが運営しているコミュニティに支援品として渡す中継施設だということがわかりました。
ちなみに、私たちもボランティアとしてHawaii Foodbankを来訪しましたが、このフードバンクで働いている人のほとんどが別の仕事をしているとのことでした。一緒に作業をしていた現地の女性に話を聞くと、「週に1回、数時間程度、フードバンクに来てボランティアとして働いていている」とのことでした。
仕分けの作業では、細かく種類を分けながら、成分表示を確認したり、箱や缶が壊れていないかなどを確認しました。最初は、「難しい作業かな?」と思っていましたが、意外と簡単に出来ました。ただ、その簡単な作業をする「ボランティアが居なければ、困っている沢山の人に食がまわらないのだな…」と実感しました。と同時に、「誰かがこうしたボランティアに主体的に参画することによって、助かる人や存続する団体があることは、日本でも海外でも同じだ」ということにも気づきました。その点では、今回のボランティアは非常にいい経験になったと思っています。だからというわけではないのですが、日本に戻っても、自分でも関われるボランティアなどがあれば、これからは関わっていきたいと思います。

「Hawaii Foodbank」ボランティア・スタッフの皆さんと仕分作業完了後の記念撮影