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中学生に向け観光学部における地域連携型授業紹介

プロジェクト

2024.10.11

10月3日、域学共創プロジェクトBの授業に参加している学生が、千葉県富津市にある大佐和中学校(以下、大佐和中)の2年生に向け、オンラインで自分たちの活動を紹介しました。

担当教員が、城西国際大学観光学部のまちづくりに関わる教育全般の授業概要を説明した後に、学生たちが、自分たちが東金市をはじめ山武郡市で推進しているサイクルツーリズムに関わる取り組みを説明しました。

その発表について、学生の声を介してご紹介します。

初めてのオンラインプレゼンテーション配信

○観光学部1年 横塚 菜摘
私たち域学共創プロジェクトBを履修している学生は、10月3日、授業の中で、大佐和中の2年生に向けて私たちの活動を紹介する機会を得ました。まず、そういったお話をいただけたことでも驚きだったのですが、中学生が興味を持ってくれているということにも驚きました。

私たちは、そんな機会を大事にしようということで、発表に際し、事前学習や事後学習の時間を使って、しっかりと話し合いを行いパワーポイントの資料作りに取り組みました。

当日、私は、とてつもなく緊張していましたが、中学生たちも慣れないオンラインでの発表だったこともあってか、静かに話を聞いてくださったので、落ち着いてプレゼンテーションをすることができました。

質疑応答の際は、私たちが東金市の魅力を発信しているという発表をしたこともあって「東金市の美味しい店について教えて下さい」という質問が出たり、大学の説明もしたので「大学の学食について教えて下さい」など、私たちの活動に直接関わる質問ではありませんでした。

ただ、翌日、先生を介して、中学生の質問や感想が送られてきたのを見ると、「将来について考えるきっかけになった」「大学の活動について知ることができて良かった」などといったコメントが寄せられており、少しでもまちづくりや観光、また、大学という機関に興味を持ってもらえたようなので、とても嬉しいと思いました。これは、私たちが授業をした成果なのかなと思います。もう一言あるとすれば、城西国際大学の観光学部にも、もっと興味を持ってほしいと思っています。

ちなみに、私は、大学の学食について聞かれた際に、「500円から食べられるので、ぜひ見学に来てほしいです」という話をしたのですが、そのこともあってか、その感想の中には、11月9日と10日に開催される東金キャンパスの大学祭にも足を運んでくれるとのコメントがありました。その際には、私たちが企画しているサイクルツーリズムのイベントに出て自転車に乗ってくれたらいいなと思います。

画面越しに自分たちの活動について会話しました

○観光学部1年 須田 雄太
私たちは、今回、授業の中で、富津市の大佐和中の皆さんにオンラインで発表することになりました。中学校の生徒に発表することになったので、どのように発表すればいいかと皆で話し合い、言葉遣いやプレゼンテーションの表現に気を付けられるよう、発表練習でいろいろ模索をしました。

最初に練習をした時は、とても緊張して上手く言葉が出ないこともあり、とても不安でしたが、実際に中学生の皆さんに発表した際には事前練習の成果か、緊張せずに発表することができホッとしました。

今回の発表内容としては、これまでに域学共創プロジェクトの授業で考えてきたことやJR東日本が運営しているB.B.BASE(自転車を解体せずに乗せることができる電車)が山武郡市に来た際に実施した地元の企業と連携をして行ったスタンプラリーの説明をさせていただきました。

その際には、先にも述べたように、中学生の皆さんに分かりやすく理解しやすい表現や興味を抱きやすいスライドを作って説明をしました。実際に自分が体験して良かった点や興味を持った点を織り交ぜながら紹介しています。その成果かは分かりませんが、発表後の大佐和中の皆さんの感想文には、私が発表した部分の感想が沢山書いていてあったので、とても嬉しかったです。

最後になりますが、また、この様な発表の機会があったら、積極的に参加していきたいと思います。

発表担当者は事後学習時間を使い打ち合わせ

 

メモをとりながら感想を聞く中学生の様子