ゼミ活動
2024.11.13
観光地で仕事(Work)をしながら余暇(Vacation)を楽しむ「ワーケーション」は、コロナ禍を経て、Wellbeingな働き方、新しい旅のカタチとして注目されています。
ワーケーションを研究している長谷川ゼミでは、10月29日、6月の沖縄県那覇市に続く2回目の実地調査を千葉県館山市で実施しました。
館山でのワーケーションを推進している市役所の方や地域おこし協力隊の方に話を伺うとともに活発な質疑応答を行いました。
また、市と連携してワーケーションに力を入れているJR東日本グループの「ホテルファミリーオ館山」を訪れ、施設を見学し、JR東日本やホテルの方から具体的な話を伺うことができました。
ご多忙な中でご協力いただいた、館山市役所雇用商工課、地域おこし協力隊、JR東日本、ホテルファミリーオ館山の皆さまに深く感謝いたします。
観光学部4年 鈴木 雅貴
私たち長谷川ゼミはワーケーション研究のため10月29日に館山市にある“渚の駅”たてやまに伺いました。
“渚の駅”たてやまにて雇用商工課の八木さんと地域おこし協力隊の宇山さんにお話を聞かせていただくとともに、ワーケーションの取り組みを行う前と後の違いやこれからの展望などについての質疑応答に対応していただきました。また、ワーケーション推進をミッションとしている地域おこし協力隊が存在するのは千葉県内でも館山市のみで、ワーケーションを通して千葉県の最南端にある館山市の魅力を発信しています。
さらに、ワーケーションのお客様に非日常感を提供できるようなプロジェクトがたくさんあり、その中でも沖ノ島無人島ツアーや農業体験など実際に現地に足を運ぶことで体験できるなど、私自身も参加してみたいと思うプロジェクトがたくさんありました。
これからは、ワーケーションのお客様に特別感を提供するために、リピーターのお客様に向けたイベントやボランティア活動などを行いたいとおっしゃっていたのが、とても印象的でした。私自身もこれからワーケーションをする機会があればぜひ館山市でワーケーションをしたいと感じました。
お忙しい中お時間を取っていただき誠にありがとうございました。今回お話しいただいた貴重な内容をこれからの研究にしっかり生かしていきます。
観光学部4年 グエン クイン アイン
10月29日に、館山市雇用商工課とホテルファミリーオ館山の皆様から、ワーケーションについてのお話を伺う機会がありました。ホテルファミリーオ館山では、私とゼミの皆でホテルの歴史や、ワーケーションに向けた取り組みについてお話をお聞きしました。
ホテルファミリーオ館山はJR東日本の関連会社によって運営されている一般的なホテルですが、ワーケーションの発展を目指し、ワークスペースを新たに設けました。このスペースは個人利用だけでなく、企業の利用にも対応しており、年間契約でのレンタルオフィスも提供しています。見学の際には、実際に年間契約でワーケーション推進のために利用している企業や学校の例も知ることができました。
コロナ禍を経て、私たちはワーケーションを通じて観光の回復を目指しています。こうした見学を通じて、ワーケーションの利用者、施設運営者のお話や経験を直接聞き、理解を深めることができました。今後も新しい観光の形を考えていけるよう、努力してまいります。
最後になりますが、館山市雇用商工課の皆様、そしてホテルファミリーオ館山の皆様、お忙しい中お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
海が見える庭に囲まれたスタジオでお話を伺いました
広々としたコワーキングスペースなどを見学させていただきました
中庭にもワーケーションができる場所がありました