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「湯・癒・于ゼミ」、第34回JIUフェスティバルで「癒しのキャンパス」を演出

ゼミ活動

2025.12.13

 2025年11月8日(土)・9日(日)に開催された第34回JIUフェスティバルで、「湯・癒・于ゼミ」は昨年度に引き続き、ブース出店と教室展示を行い、「癒しのキャンパス」をテーマに来場者をお迎えしました。

「癒しのキャンパス」演出に尽力、模擬店前にメンバー大集合

今年度は、4月から「観光商品づくりの5つの手順(①コンセプト検討 ②計画策定 ③コンテンツ開発 ④市場投入前の検証 ⑤PR・販売)」を意識しながら企画をブラッシュアップし、昨年の取り組みを一層発展させた形での出展となりました。 

準備万端、「湯・癒・于ゼミ」の模擬店

ブースでは、「湯(温泉)×癒し」をキーワードに、温泉観光士資格を取得した学生を中心に、温泉かごやオリジナル癒しタオル、手作りマスコット、中華風焼きソーセージ(テント販売)などを企画・販売しました。商品コンセプトの検討からデザイン、仕入れ、価格設定、ポスターデザイン、SNSを活用した事前広報まで、学生たちが主体的に試行錯誤を重ねました。当日はパンダのキャラクターも登場し、模擬店周辺は多くの来場者でにぎわいました。

『湯・癒・于ゼミへようこそ』ポスター

コンセプト検討からデザインまで、学生のアイデアと工夫が詰まった手作りオリジナル商品

身長2mのパンダキャラクターが登場、多くの来場者で賑わう模擬店の前

教室企画では、「湯・癒・于ゼミへようこそ ― 心をほぐすひとときを一緒に ―」をテーマに、「温泉観光士」資格を持つ学生を中心として、ゼミ活動紹介ポスターや、温泉・癒しの旅に関する展示、手芸品の体験コーナーを実施しました。手作り体験では、初心者でも15~20分ほどで完成する小物づくりに多くの方が挑戦し、学生が一人ひとりに丁寧にレクチャーしながら交流を深めました。  

手工芸品づくりに挑戦する来場者と、優しくサポートする学生たち

今年は卒業生も多数来場し、在学生の活動に温かいエールを送ってくれました。学園祭を通じて、学生たちは企画力・行動力・協調性・コミュニケーション能力を実践的に高めることができただけでなく、地域の方々や在学生・卒業生との新たなつながりも生まれました。「癒し」をキーワードにした「湯・癒・于ゼミ」の取り組みは、今後の温泉・ウェルネスツーリズム研究や地域連携活動へと、さらに発展していく予定です。

楽しかった2日間。皆様に感謝

(学生の声)
高尾 星寧
今回の大学祭は学生生活最後の学祭として、昨年のリーダー経験を踏まえて主体的に関わりました。模擬店では進捗管理や在庫補充など、裏方として運営を支える役割を担いました。内定先で求められる協調性や判断力を意識してメンバーと連携し、ゼミ展示では来場者への価値提供を軸に内容やレイアウトを工夫し、改善点を記録しました。一連の経験を通じて、大学祭が社会人基礎力を養う成長の場であることを改めて実感しました。
藤代 晴
今年度のリーダーを任される立場として、与えられた役割をこなすだけでなく、「どうすればメンバーが動きやすいか」「どうすればお客様にもっと喜んでもらえるか」を常に考えながら行動しました。特に、留学生メンバーとの共同作業は、言葉や文化の違いを越えてお互いを尊重し合いながら、一つの企画を創り上げる貴重な経験となりました。意見が食い違う場面もありましたが、そのたびに対話を重ねることで、チームとしての絆が深まり、自分自身のリーダーとしての責任感も大きく育ったと感じています。
蒋 琪琦
学園祭では教室展示の体験コーナーを担当しました。準備では材料集めや試作品づくりを重ね、10月は気づけばほぼ毎日手工芸品を作り続けていました。大変ではありましたが、みなさんと一緒に作った小物を見てくださったお客様から「かわいい」と声をかけていただき、大きな励みになりました。同じものでも一つひとつ形が少しずつ違い、手作りならではの温かさと面白さを実感しました。疲れ以上に達成感が残り、来年は何を作ろうかと、すでに考え始めています。
蔡 佳成
今年は新しい挑戦として会計の役割を引き受けました。この一見地味で簡単そうに見える会計業務を通して、どんな仕事であっても、その裏には細かな注意力と強い責任感が求められていることを実感しました。同時に、プレッシャーのかかる状況でも落ち着いて物事に向き合う力や、目の前の作業に集中し続ける力が確実に鍛えられたと感じています。今回の経験は、今後社会に出て働くうえでも必ず活きる、大きな成長の一歩になったと思います。

※本活動は城西国際大学2025年度学修研究活動助成事業採択プログラム「観光大学生によるアップサイクル手工芸品で紡ぐ地域の絆~CSV(共創価値)社会の実現に向けて~」の一部として実施されています。
※于航ゼミナールでは、一人一人の個性を尊重し、国籍・人種を問わず、SDGs目標4が提唱するすべての人への質の高い教育提供、また、様々な領域において、SDGs目標10の国や地域間の不平等をなくすことを心がけて、学生指導および社会活動を行っております。