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教員(羽鳥美有紀)の新刊書が出版されました

留学生別科

2022.03.14

羽鳥美有紀先生が『日本で働くための本 ー就活生から社会人までー』(アスク出版)を出版しました。

  • Q どんなテキストですか?

    日本の企業文化の理解を深めるとともに、ビジネス場面で求められる日本語表現やビジネ スマナー、日本のしきたりなどを幅広く学ぶことができる1冊となっています。

  • Q どんな人が対象のテキストですか?

    これから日本で働きたい人、日本人と一緒に働く予定の人、またすでに働いている人すべてが対象です。また、外国人だけでなく日本人も対象です。新入社員として身につけておくべきことや、正しい日本語で話すということは、外国人も日本人も関係ありません。

  • Q 「ビジネス日本語」に関連するテキストがたくさんありますが、他と何が違いますか?

    これまでのビジネス日本語に関連するテキストは、敬語などの日本語に焦点を当てたもの、またビジネスマナーや電話応対など、項目ごとに分けられたテキストが多く出版されていました。そのため、就職前の段階から就職後までのことが一冊にまとまったものはほとんどありませんでした。

    このテキストは、実務に関することだけでなく、日本の企業文化や仕事の進め方など、外国人が日本で働くうえで知っておくべき内容も含まれています。これらはすべて調査研究、および著者がサービス業に従事していた経験から導き出されたものです。このテキストを1冊持っていれば、バイブルのようにいつでも見返して使うことができるようになっています。

  • Q 自分1人でもこのテキストで勉強することができますか。

    授業で使うだけでなく、独学にも適しています。漢字にはルビがついているので、分からない言葉があれば、英語、中国語、韓国語、ベトナム語に翻訳された語彙リストを見て意味を確認することができます。

    そして、イラストや写真が多く入っているため、名刺交換など、動きがあるビジネスマナーもイメージしやすくなっています。

    また、理解できたところとできていないところを確認するための「確認テスト」が項目ごとにあり、学習の振り返りをすることができます。

  • Q (指導する立場から)内容が多く、指導するのが難しそうですが・・・。

    指導者にとって、授業の準備は授業以上に時間がかかるものです。このテキストには、無料のダウンロードコンテンツが用意されており、授業でそのまま使えるスライドも含まれています。そのため、スライドを最初から作成する必要はなく、時間を有効活用できます。

    また、項目ごとに導入があるので、学習者の興味を引き出し、スムーズに内容理解に入っていくことができます。その他、学習者同士のディスカッションを通して、いろいろな価値観にふれることが大切ですので、ケーススタディや活動なども用意されています。